格闘団体RISE所属の格闘家・YA-MANがプロデュースする新イベント「FIGHT CLUB」(11月19日[日] ABEMA PPVにて全試合中継)の全カード決定記者会見が11月4日都内にて行われ、メインイベントのYA-MANの対戦相手として朝倉未来が発表された。
YA-MAN「こんな人がトップにいたら格闘技がダサくなる」
「FIGHT CLUB」は、立ち技打撃格闘技団体RISEで今年8月に初代RISE OFGM(オープンフィンガーグローブマッチ)‐65kg級王者に輝いたエースファイター・YA-MANプロデュースによる新イベント。全試合がオープンフィンガーでの3分×3Rキックボクシングルールにて行われる。決着は判定なしのKOのみ。3ラウンドで決着がつかなかった場合は引き分けとなる。10月19日の発表会見でYA-MANは「面白い試合をする選手だけを呼びたい」と宣言、今回注目カードが実現する形となった。
YA-MANと朝倉未来の試合を含む後半3戦は「YA-MAN軍 vs 朝倉軍」の軍団対抗戦に。YA-MANは木村“ケルベロス“颯太、山口裕人を率いて会見に登場。対する朝倉は白川陸斗、西谷大成を率いて入場した。
今回の対戦が実現した経緯として、YA-MANは「朝倉が(7月の『超RIZIN2』の)ケラモフ戦に敗退後、格闘技のモチベーションが下がったとかで2ヶ月くらい練習していなかった。そんな負けてやり返そうともしない男だとは思わなくて。こんな人が格闘技界のトップにいたら、格闘技がダサくなる。俺がボコボコにして昔の朝倉未来を呼び戻したい」と挑発。
これに朝倉未来は「YA-MAN、無理があるんじゃないですかね。自分の大会を盛り上げたいから俺に喧嘩を売ったって素直に言えばいいんじゃない? 試合終わって2年とか3年とか練習していないんだったらわかるけど、2ヶ月だけよ? 無理あるよ」と意にも介さない様子。
参戦の理由を問われると「格闘技を15年やってきて、キックボクシングの試合をやったことがなかったので。シンプルにYA-MAN強いじゃないですか。興味本位ですね。変な煽りが無くても俺とYA-MANがオープンフィンガーで立技で試合したら面白いじゃないですか。経験としてやっておきたいなと」と語った。
さらにYA-MANは「MMAでは強いかもしれないですけど、キックボクシングなら勝敗は分かりきっている。陸上五種競技のメダリストでも100m走の専門家に勝てるかといったら、勝てないじゃないですか。それと一緒」と舌戦を展開。
朝倉は「俺とYA-MANが立ち技で試合するのって結構、勝負論があると思って引き受けたんですけど、世間の評価ではYA-MANの方が格下と言われちゃっていて、かわいそうですね。一応オープンフィンガーのチャンピオンなのに」と受け流した。
木村の挑発で一触即発 朝倉「この場でやったら30秒で終わる」
終始YA-MANの挑発をかわし続けていた朝倉だったが、木村“ケルベロス“颯太が「朝倉がRISE舐めた発言するのはムカつく」と挑発すると、朝倉は「お前誰? 初めて見たんだけどさ。まず俺たちに感謝しろよ。お前らよりそもそも知名度も何もかも上な状態で、お前らの興行にお前らのルールに合わせて出てきたんだから。まず感謝しろよ。俺ら出ていなかったら全然注目度ないぞ」と語気を荒げ「今ここでやるか? 30秒でお釣りが来るぞ」と一触即発の事態になる場面もあった。
改めて朝倉は今回の試合について「シンプルに俺とYA-MANのオープンフィンガーで立ち技で3分3Rって絶対面白いと思うんですよ。打撃のみの試合で初めて見せる俺のテクニックとか、戦い方が見られるんじゃないかな」と自信をのぞかせた。
11月19日(日) 昼4:30 番組開始、ABEMA PPVにて全試合独占中継
ABEMA『FIGHT CLUB 全対戦カード発表会見』
「FIGHT CLUB」大会概要ページ:https://abema.tv/lp/fightclub-onair
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