乃木坂46の伊藤理々杏と佐藤璃果、AKB48の田口愛佳と行天優莉奈が11月8日、都内で行われた舞台「オッドタクシー 金剛石(ダイヤモンド)は傷つかない」の取材会に出席。カンパニーの仲の良さや役との共通点を明かした。
本作は、劇中に登場するアイドルグループ・ミステリーキッス結成までの前日譚。1月に東京で、2月に大阪で上演された同作が、今回はメインキャストを一新し、待望の再演となる。
誰もが認める圧倒的なかわいさと底知れぬ野心を持つセンター・二階堂ルイを演じる伊藤は「まずは無事に初日の幕が上がることがうれしい」と喜びつつ、「初日ならではの緊張感があります」と吐露。「今回は本編に加えてミニライブもあるので、お客さんとひとつになって楽しんでいけたら」と意気込みを語った。
物語のキーパーソン、自分の欲求に正直で無邪気な性格の和田垣さくら役の佐藤は「カンパニーの皆さんのことが大好きになったので、仲の良さやみんなのことが大切だなという気持ちもお届けできたらなと思っています」とにっこり。
自分に自信がなく、控えめな市村しほを演じる田口は「メインキャストで舞台をさせていただくのが初めてなので、緊張しています」と明かし、「でもメインで一緒にやらせてもらってる3人と本当にこの期間で仲良くなって。信じられないくらい仲が良い(笑)」と告白。続けて、「本番では仲が良いキャラというわけでもないので、仲の良さが出ないようにがんばりつつ、カンパニーの温かさが伝わってこの物語の良さがたくさんの方に知ってもらえればいいなと思います」と思いを口にした。
天性の才能を持つ三矢ユキ役の行天も「最初の方の稽古はみんなはじめましてすぎてちょっとぎこちなかったんですけど、後半の通し稽古くらいからすごい仲良くなれて」と4人の仲の良さをアピール。「稽古の座る席でも4人横並びで座って、休みの間もずっとしゃべってました(笑)」と打ち明けた。
共感できる役を聞かれた伊藤は、自身が演じる二階堂ルイを挙げ「負けず嫌いで気が強い役。ルイちゃんまではいかないですけど(笑)、自分自身も負けず嫌いなところがあるかなって思うし、アイドルに対しての思いや熱意はルイちゃんと同じような気持ちを持っています」と回答。
行天は、自分に一番近いキャラクターは市村しほだと言い「私はすごくネガティブで自分に自信がないタイプ。ファンの人にもネガティブを心配されるくらいで、今回は(自分と)反対の役なので『そんなカリスマ性どこから出そうかな?』って思ったくらい」と笑った。
◆取材・文=山田果奈映
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