10月スタートのドラマ「刑事ゆがみ」(木曜夜10:00-10:54、フジ系)で、浅野忠信と神木隆之介が初共演することが分かった。
原作は、「ビックコミックオリジナル」(小学館)に連載されている井浦秀夫の同名漫画。犯罪者の心を読める“天才偏屈刑事”と正義感の強い“真面目刑事”が、さまざまな事件を解決するというストーリーで、現代社会の闇を描いた人間ドラマも描かれている。
ドラマは1話完結型で、時代性あるトラブルに巻き込まれながらも、解決していく2人の姿を時にユーモラスに、時にセクシーに、時にスタイリッシュに描いていく。
浅野演じる天才刑事・弓神適当は、普段は適当でだらしない性格だが、人の心の奥底に潜む闇を鋭く観察し、真実を解明するためには違法捜査もいとわない変わり者。
浅野は、出演が決定したことに「『ラッキー!』と思いました! 一人では何もできない中年刑事を思う存分楽しみたいと思います!」とコメント。
共演する神木に対して、「共演者に頼って演じていこうと思います。神木君が僕を支えてくれると思います!」と大きな期待を寄せた。
一方、神木演じる後輩刑事・羽生虎夫は、優秀で規則を守る几帳面なタイプで、はちゃめちゃな言動の弓神に振り回されるという役どころ。時には弓神をしかりながらも、鋭いツッコミを入れていく。
神木は「今回演じさせていただく羽生は、25歳という自分の年齢に近い男性なので、どんなふうに等身大で演じていけるか、今からとても楽しみです。
監督やプロデューサーと話をして、何でも挑戦していい環境を用意して下さっていると感じたので、この作品で今までにないさまざまなことを試してみたいです」と出演への喜びをあらわに。
また共演する浅野には「しっかりとお芝居でご一緒するのは初めてなので、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。以前、道ばたで偶然声を掛けていただいたことがあって、とても気さくで優しい方だと思いました。カフェが好きだとおっしゃっていたので、そんなお話しもできるかな…と、今から楽しみです」と語った。
なお、井浦の代表作「弁護士のくず」は豊川悦司主演でドラマ化され、TBS系にて2006年の4月期にオンエア。くしくも本作と同じ木曜夜10時枠で放送された。
また、2014年の7月期のフジ系木曜夜10時枠で「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で放送されたが、その演出に携わった西谷弘が本作でも演出を手掛ける(公開中の映画「昼顔」の監督も担当)。
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