桐谷美玲、女性初の総理大臣を目指す!? 2年ぶりの主演映画「リベンジgirl」公開決定
「人は見た目が100パーセント」(フジ系)での、“女子モドキ”役も記憶に新しい女優・桐谷美玲が、興行収入24.3億円を突破したヒット作「ヒロイン失格」(2015年)以来約2年ぶりに、映画「リベンジgirl」で主演を務めることが分かった。
本作は、クリスマスシーズン真っただ中のことし12月23日(土・祝)に公開。「暗殺教室 -卒業編-」(2016年)以来、約1年9カ月ぶりのスクリーン復帰に、桐谷は「久しぶりの映画なのでドキドキします」とコメントを寄せた。
今回桐谷が演じるのは、性格のいい女子モドキとは打って変わって、東大首席でミスキャンパスグランプリ、そして極度の性格ブスという個性豊かなキャラクターの24歳女性・宝石美輝(たからいしみき)。自分が性格ブスだということに気付いておらず、大失恋をきっかけに女性初の総理大臣を目指すという、人生を賭けた恋のリターンマッチに挑む物語だ。
桐谷は、本作への出演に当たって「2年前は高校生役(「ヒロイン失格」)をやっていた私が今度は総理大臣を目指す役ということで、時の流れを感じます。失恋をきっかけに総理大臣を目指すという発想と行動力が私には全くないものだったので、面白いなと思いました」と、驚きとともに自分が演じるキャラクターに興味津々のよう。
監督は「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(2016年)や、11月に中条あやみ主演映画「覆面系ノイズ」の公開も控える三木康一郎。
伝説のバラエティー番組「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!」(1995年~2000年ほか、テレビ朝日系)で、名物企画となった“電流イライラ棒”を考案したという異色の経歴を持つ三木が、桐谷演じる型破りなヒロインのビリビリしびれる恋愛模様に加え、人としての成長ドラマでもある本作を丁寧に描く。
映画化に際し、三木監督は「『キレイになって見返してやる!』という感情。誰でも持ち合わせているけど、複雑で傷つきやすいそんな女性の気持ちを、今回はできる限り、楽しく、丁寧に描きたい。そう思っています。裏切りと屈辱を乗り越えて、『本物のキレイ』をつかみ、成功して行く女性の姿に期待していてください」とアピールした。
そんな三木監督が「桐谷さんはそんな女性を演じるのにピッタリ。だけど今回は、今まで見ていない彼女の一面を引き出せればと思っています」と期待を寄せる桐谷は、本作へ向けて「今までの映画やドラマとはまた違った役を演じるので、監督に付いていきながらすてきなキャラクター像を作っていき、役の変化と共に私も成長した姿を皆さんに見せられたらと思います」と力を込めた。
また、続けて桐谷は「明るく、はきはきとしたキャラクターをテンポよく演じていきながら、頑張る女子の背中を押すような作品にできたらと思います。楽しみにしていてください。スクリーンでお会いしましょう」と、ファンに呼び掛けた。
原作は、原案作家として「レオン」で鮮烈デビューを果たし、JYの1stアルバム収録曲「大切な時間(とき)」の作詞を手掛けた清智英と、シリーズ累計55万部「脳漿炸裂ガール」のベストセラー作家で、「ヒロイン失格」でも桐谷とタッグを組んだ吉田恵里香の「リベンジgirl」(KADOKAWA刊)。桐谷の脇を固める共演者は発表されていない。
「TC Candler」から発表される「世界で最も美しい顔100人」にことしもノミネートされるなど、いわば世界が認めた美貌を誇る“合格ヒロイン”桐谷。ことしのクリスマスには最高に輝く存在として、全国に笑顔の贈り物を届けてくれそうだ。
12月23日(土・祝)全国ロードショー
【原作】清智英・吉田恵里香「リベンジgirl」(KADOKAWA刊)
【製作】ギャガ/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【配給】ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【出演】桐谷美玲「ヒロイン失格」
【監督】三木康一郎「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」
(C)2017『リベンジgirl』製作委員会