<パリピ孔明最終回>主要キャラ勢ぞろいの熱い展開と向井理“孔明”のラストに泣き笑い

2023/11/30 12:00 配信

ドラマ レビュー

孔明(向井理)による“天下泰平の計”が総仕上げへ(C)フジテレビ

向井理が主演を務める水10ドラマ「パリピ孔明」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第10話が11月29日に放送され、最終回を迎えた。現代に転生した孔明(向井)の計略の総仕上げと、その先の運命。思いがけない結末が大きな反響を呼び、SNSでトレンド1位となった。(以下、ネタバレを含みます)

英子が出演するフェスの当日を迎える


同ドラマは、「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の累計発行部数160万部を突破した同名コミックが原作。魏・呉・蜀という3つの国が天下の覇権を争っていた中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井)が現代の渋谷に若かりし姿で転生。歌手を目指す英子(上白石萌歌)を、軍師のごとく成功に導いていくサクセスストーリーだ。

孔明が仕えた蜀の皇帝・劉備をディーン・フジオカ、英子がバイトするライブハウス「BBラウンジ」のオーナーで三国志と諸葛孔明の大ファンである小林を森山未來が演じる。

第10話は、いよいよ英子が出演する大型フェス・サマーソニアの当日。小林を逆恨みする前園ケイジ(関口メンディー)の妨害に孔明がどう立ち向かうのか、そして孔明が元の世界に戻ってしまうのかが焦点となった。

英子がステージへ!


フェス会場に英子が向かう道中からトラブルが続出。ケイジの策略だ。しかし、これまで孔明と英子が関わってきた者たちがさっそうと現れ、助けた。

まず通行止めで立ち往生となった英子を救ったのはミア西表(菅原小春)で、バイクで会場に送り届けた。ケイジの息がかかったラッパー・ダイナー(渡辺大知)が英子を控室としてバスに案内し、買収されたバス運転手によって会場外へ連れ出されて行方不明に…。と思いきや、KABE太人(宮世琉弥)のライバルでヒップホップ界のカリスマ・赤兎馬カンフー(ELLY)が作った落とし穴にバス運転手が落ち、そのすきに英子のファンで、ずっと孔明の密偵を務めてきたメガネ女子(石野理子)が運転席にひそかに乗り込んだ。

そのころ、“行方不明”になった英子の代わりに出ると申し出たケイジ。英子陣営から引き入れたKABE太人とのラップバトルを展開するも、実はKABE太人は孔明に頼まれた“スパイ”だった。ラップでケイジがゴーストライターを使っていたことを暴露し、ケイジはブーイングを浴びてしまった。

そして、ついに英子がステージに立った。英子の目の前には、観客として新たな一歩を歩み出している七海(八木莉可子)らAZALEAのメンバーがいた。ケイジのゴーストライターを務めていたイースト・サウスの南房(休日課長)と東山(石崎ひゅーい)が演奏し、KABE太人も加わって盛り上げた。イースト・サウスの2人を説得したのも孔明。三国志の赤壁の戦いエピソードにあった“東南の風”が吹いたというわけだ。

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