安住紳一郎の熱い思い「“一年で一番良い音楽番組を”」
「今年、さまざまな大きな出来事がエンタメ業界を揺るがした中で、どのようなことを舞台から伝えたいか」との質問には、安住が「テレビにはアーティストしか映らないですが、舞台袖にはそのアーティストを支えた音楽関係者がいて、日本のトップクラスのスタジオミュージシャンたちがその曲を演奏し、そしてファンの皆さんと一緒に受賞を喜ぶという、“究極の年末のライブ”だと感じています」と話し出す。
そして、「当初『日本レコード大賞』を始めた65年前も、西洋から入ってくる音楽とこれまでの歌謡曲の分断の中で、一堂に会して、みんなで一年の活動を喜び、ファンの皆さんに感謝を伝える会があってもいいのではないかということでスタートしたということで、また66回、67回と回を重ねていくということが必要なのではないかなと、関わっている一人として、そういった関係者の思いは感じています」と胸中を明かす。
さらに、「TBSの照明、音声、それからスタジオセット、そして関わる制作陣含めて、そこは粋に感じて、“一年で一番良い音楽番組を”という気持ちでやっていますので、たくさんの人に見てほしいなと感じております」と熱い思いを語った。
晴れの舞台に「最高の技術で応えたい」
最後に安住は「12月30日に“究極のライブショー”ということで、一年間活動された音楽関係者の本当に晴れの舞台だと思っています。放送事業を担当します私たちも、最高の技術でそれに応えたいという意気込みで毎年作っております。ぜひご家族そろってテレビを見ていただければうれしく思います」とコメント。
川口も「一年を締めくくる本当にスペシャルな一日。アーティストの方たちのパフォーマンスを私自身もすごく楽しみにしていますし、私も安住さんと一生懸命頑張ることで、見ている方々にポジティブなメッセージを受け取っていただければなと思います」と意気込みを明かし、会見を締めくくった。