乃木坂46の公式ライバルグループとして6月に誕生した僕が見たかった青空が、初めて“メンバー選抜制”を導入した裏側に、11月29日放送の「ABEMAエンタメ」(毎週月ー木曜夜11:00~、ABEMA NEWSチャンネル)が密着した。
3万人以上の応募者のなかからオーディションを勝ちぬき、23人で活動している、乃木坂46の公式ライバルの僕が見たかった青空(通称、僕青)は、8月にデビューしたばかりにもかかわらず、2023年の「第65回輝く!日本レコード大賞」では「新人賞」を受賞、12月には初のワンマンライブを開催するなど、今、勢いのあるグループだ。
華々しいスポットライトを浴びる一方で、リーダーの塩釜菜那は「CDの売り上げを見て『あっ、ヤバイ』と感じた」とあせりを抱き、ほかのメンバーたちも「いろんなイベントに出させていただくわりには、あまり結果につながっていない」と苦悩を吐露していた。
そんななかで発表されたのは、2024年1月発売のセカンドシングル「卒業まで」での“メンバー選抜制”の導入で、表題曲のパフォーマンスを担い、メディアでのプロモーションを軸に活動する「青空組」と、ライブなどのリアルイベントを中心に活動する「雲組」のふたつのチームに分け活動することを告げられた。運営スタッフから「グループとして幅広い活動を目指すことに加えて、1チームを少人数とすることで、顔を覚えてもらいやすくしたい」と初の選抜制を導入した背景が語られた上で、これまでの人気や、ダンスとボーカルのレベルを加味して、選抜メンバーとなる「青空組」の12名を発表した。
デビューシングルに続き、セカンドシングルでもセンターを務める八木仁愛は「誰にでも『認められたい』『自分を見てほしい』という気持ちはぜったいにある。それを考えると、『みんなで同じ方向を向いていきましょう』とはなかなかできないんだろうと思う」と複雑な胸中を吐露した上で、「でも、今はみんなでがんばらないといけない時期」と今後を見すえていた。
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