<泥濘の食卓 最終回>齊藤京子”深愛”がパラサイト不倫に決断を下す「私はもう人を傷つけたくない」

2023/12/18 11:47 配信

ドラマ レビュー

考えた末に、深愛(齊藤京子)は決断を下した(C)テレビ朝日

日向坂46齊藤京子が初の単独主演を務める土曜ナイトドラマ「泥濘の食卓」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の最終回となる第9話が12月16日に放送された。深愛(齊藤)が那須川(吉沢悠)と不倫していることを母・美幸(筒井真理子)が知り、そして那須川の妻・ふみこ(戸田菜穂)も息子・ハルキから不倫のことを聞かされ、修羅場を迎えた。(以下、ネタバレを含みます)

「泥濘の食卓」とは


本作は、同ドラマは2016年に「悪い夢だといいのにな」で「第75回ちばてつや賞」大賞を受賞した漫画家・伊奈子による「泥濘(ぬかるみ)の食卓」を実写化。不倫相手と幸せになりたいという思いから、ある家族に寄生する、かつてない“パラサイト不倫”を描くストーリーとなっている。

齊藤が演じる捻木深愛(ねじきみあ)は、田舎町のスーパーで働き、母と二人暮らしをしている25歳の女性。抑圧の強い母親・美幸(筒井真理子)の下、常に否定されながら育てられたため、自己肯定感が低い。そんな中、初めて自分のことを肯定し、優しくしてくれた店長・那須川夏生(吉沢悠)を好きになり、不倫関係になる。

夏川の妻・ふみこを戸田菜穂が、一人息子のハルキを櫻井海音が演じる他、ハルキの幼なじみで、ハルキに異常なほどの愛情を抱く尾崎ちふゆを原菜乃華が演じている。

すべてが明るみに出てしまった


那須川の妻・ふみこが夫の浮気に気づいた。不倫相手は誰なのかを聞かれた息子・ハルキは「深愛さん」と答えてしまう。

そして、深愛も母・美幸に好きな人がいることがバレてしまい、問い詰められ「すずらんの那須川さん」と答えてしまった。美幸は深愛を引っ張ってスーパーすずらんに連れてきたが、深愛がスーパーのバイトを辞めていたことを知り、そして”那須川”が店長だということ、つまり不倫だと気づき、深愛を家に閉じ込めてしまった。

深愛の母・美幸がやってきたことによって、スーパーの店員たちにも深愛との関係がバレてしまい、居場所を無くした那須川。帰宅すると、ふみこに「私、ハルキと出ていくから」と言われ、「どうして?」と問うが「分かってるでしょ」と言われてしまう。

話し合おうとするが、ふみこは聞く耳を持ってくれない。

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