――無事に辿り着いたんですか?
何とか着きましたよ。でもそこからがまた地獄だったんですよね。
実は当時僕はそこまで釣りに興味がなくて、仲間たちが本格的な釣り竿やリール、ルアーなどを揃えるなか、僕だけ子供騙しの玩具みたいな装備で挑んだんです。ふにゃふにゃのワームを近くの浅瀬にポチャっと投げ込んでいるだけで、今考えるとこんなんで釣れるわけないんですよね(笑)。
――それはつまらなかったでしょうね。
その時の経験はちょっとしたトラウマですね(笑)、なので今でもレジャーには、人に連れられていくことはあっても、じゃあ自分でテントやバーベキューセットを買うかと言われれば、「いえ、けっこうです」となってしまう(笑)。今のところ完全なインドア派のままですね。
――ちなみにですが、もし人生をやり直せたとして、芸能人にならないとしたらどんな職業に就いていたと思いますか?
僕は7歳から劇団に入っているので、芸能界以外の職業は考えたことがないですね。上手くいかない時代もありましたけど、それでも自分はこの世界でやっていくんだと強く思い込んでいました。もう刷り込みのようなものですね。
――サッカー部時代にプロになりたいと思ったことなどは?
ないですね。みんなと楽しく部活ができることがうれしかったし、そもそも僕はずっとベンチを温めていましたから(笑)。そんな大それたことは考えたこともないです。
――そうなんですね。では映画の話に戻りますが、映像的な見どころはどんなところだと感じましたか?
アニメーションならではの魅力に溢れた作品になっていますファンタジーな表現やCGを使った演出など、どれも凄く力が入っていて、度肝を抜かれる映像の連続でした。あともうひとつ、なずながとってもにセクシーに描かれていて驚きました。そちらもぜひ楽しみにして頂ければと思います。
――では最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
中学1年生の、ほのかな恋の芽生えが描かれています。大人のラブストーリーとは違うもどかしさだったり甘酸っぱさ、ピュアで純粋な気持ちがいっぱいに詰まった作品だと思います。随所に見られるアニメらしいファンタジー描写を楽しみながら、思う存分キュンキュンしてくださいね。
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