全世界で大ヒット中の映画「ワンダーウーマン」が、いよいよ日本でも8月25日に全国公開された。女性だけの島にプリンセスとして生まれたダイアナ(ガル・ガドット)が、最強の美女戦士ワンダーウーマンになるまでを描くアクション・エンタテインメントだ。
日本でも女性からの支持が高く、ワンダーウーマンのラブストーリーや、彼女のまっすぐで強い姿に感動の声が上がっている。
そこで日本の公式アンバサダーを務める乃木坂46の、高山一実&松村沙友理にインタビューを実施。映画の見どころはもちろん、二人の“ワンダーウーマン”な魅力にも迫った!
こんなに涙する場面があると思わなくて(高山)
――「ワンダーウーマン」は“強い主人公が敵を倒しまくる”だけの単純なヒーロー映画ではなく、舞台となる第一次世界大戦当時の社会情勢や人間の滑稽さ、そして男女の愛から果ては人類愛まで描いた、壮大なスケールが魅力の作品だと思います。お二方は観る前と観た後で、作品の印象はどのように変わりましたか?
高山:こんなにも恋愛要素とか、涙する場面があるとは思っていなくて。観る前は、戦って次々と敵を倒していく強い女の人の話だと思ってたんですよ。
松村:そうそう、私もアメコミ作品とかあまり見たことがなかったですし、最初はほんと、戦うだけの話なのかなと思って(笑)。でも観たら、戦うだけじゃなくて人それぞれの関係性や心情が描かれていて、共感できる部分もたくさんありましたし、深い作品だなと思いました。
高山:ね、一言では言い表せないぐらいいろいろなストーリーが入ってたよね。特に大人の女の人は引き込まれるだろうなって思いました。アメコミって聞くと子供のほうが好きな映画かなって最初は思ったんですけど、観終わった後は、これは大人の女の人にお薦めしたい、って。
松村:もちろんアクションシーンも迫力があって、めっちゃかっこよかったです!
――お気に入りのシーンを一つ挙げるとすればどこですか?
松村:主人公のダイアナ(ガル・ガドット)さんが、一度絶望して、「私もう戦わない」みたいな感じになるじゃないですか。その時に、ダイアナさんと一緒にいる(パイロットの)スティーブ(クリス・パイン)が彼女を励まして、すごい引き止めるシーン。あれはすごく、人間の男と女っぽいなって思ったんですよね。ダイアナさんの弱いところが唯一見れた気がしたし、スティーブの格好良さも出ていて、好きなシーンです。
高山:私は、ダイアナが自分が育った島を出て、イギリスに着いて洋服を選ぶシーンですね。イギリス社会になじむために、いろいろな洋服を試着するんですよね。それで最後にスーツを選んで、被ってるハットのつばをピュッて動かしてキメるところが、良かったです。
松村:うんうん、かっこよかったよね!
高山:そう、やっぱり何着ても似合うんだよね。しかも洋服姿なのに、島から持ってきた剣とか盾を持って外を歩こうとするところも面白かったですし、あの場面はすごく好きです。
歌ってるときのかずみんは、オーラがあり過ぎる(松村)
――ダイアナが挫折したり人間社会を学んだりと、どんどん成長していく姿も見どころですよね。ちなみにお二人は、お互いに、相手が成長したなと思う部分はどこですか?
高山:まっつん(松村)の成長した部分は、振り付けの覚えが早くなったこと! 振り付けのレッスンでいつもまっつんは先生に「松村居残りね」みたいに優しく言われてたんですけど、最近は、「松村すごい」「松村は振りの覚え早いね」って言われてて。
松村:今までは、「みんなできてるけど松村だけ五割ぐらいだね」って言われてて(笑)。レッスン終わってから一人残って、先生と居残りしてたんですけど、そのときは「松村早くなったね」ってめっちゃほめられたんです。
――成長の秘訣は何だと思いますか?
松村:その時は確かに早かったんですよ。でも別に何をしたわけでもないので、まぁ、経験かなと(笑)
高山:あはは(笑)
――では松村さんから見て、高山さんはいかがですか?
松村:最近改めて実感したことは、かずみん(高山)ってすごい人間だなと思っていて。
高山:うわ、また…なにそれ!
松村:本当に! 二面性というか…。普段はすごく親しみやすくてユーモアもあって、人間としてみんなが好きになるタイプじゃないですか。でもステージのときのかずみんって本当にすごくて。
高山:いやいやいや…(うつむいて首を振る)
松村:なんて表現していいのか分からないんですけど、オーラがあり過ぎる。キラキラもしてるんですけど、オーラがあるんですよ。
――まるでダイアナのように。
高山:それ本当に思ってます?(笑)
全国公開中
【HP】http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/nogizaka/index.html