「これぞ熱演!篠田麻里子を見てくれ」
続く2位は「ソファの下で半日動けず」。妻・綾香とマサトの不倫の証拠を取ろうと渉がソファの下に潜り込むシーンがランクイン。これには伊藤も「厳密に言うと1日だね…」と過酷な撮影裏を話した。
そんな渉の妻である“悪嫁”綾香を篠田麻里子が演じることが第1話のオンエアで解禁され、「これぞ熱演!篠田麻里子を見てくれ」が堂々の1位に。
伊藤から「キャスティングはおさむさんのアイデアって聞いたんですけど」と振られると、鈴木は「そうです」と肯定し「作る時に結構濡れ場が多いと聞いていて。あえて女優さんではない人に頼むのもいいんじゃないかとかいろいろな案があったのですが、篠田さんがやってたら面白いなと、パンっと降りてきたんです。やってくれないかと思ったんですけど…」と裏側をコメント。
伊藤も「徹平くんも本当にすごいなと思って見ていたけど、麻里子ちゃんの体を張った…。体当たりで演じているって感じだった」と感想を明かしていた。
対談では、篠田から鈴木への手紙がサプライズで届き、伊藤が代読することに。「オファーをいただいた際に、私の名前を挙げていただいたと聞き、すごくうれしかったのを昨日のように覚えています。同時にいろいろな不安や葛藤もありましたが、本を読ませていただいて、原作があることもさることながら、おさむさんワールド全開でとても面白く世界観に引き込まれ、ぜひチャレンジしたいと思いました」とオファーを受けた時の気持ちを告白。
さらに「綾香の悪い部分や綾香なりの正義などを自分なりに解釈しながら、とことん振り切ることを意識して演じさせていただきました。私自身、役者としてすごく成長できた作品だと感じています。思いっきりできた作品、やり切ったなという作品に出会わせていただき、改めて本当にありがとうございました」と感謝を伝えた篠田。
対する鈴木も、「『奪い愛、冬』で水野さんが怪演女優としての印象が強くなり、『M』で田中みな実さんが女優としてブレイクされて。なので、こんなこと言ったらあれですが、篠田さんがこれをきっかけに女優さんとしてブレイクしてほしいと思っていて。それが目的です」と篠田への思いを明かしていた。