今回公開されたメインビジュアルでは、生存者たちがタワーとアンダーに引き裂かれ、光と闇に包まれている姿が切り取られている。
さらに特報映像では、ユートピアで起こる地獄のような惨劇の様子が流れ「この狂った世界が、俺たちの全てじゃないか」というセリフとともに、厳しい視線を送る佳奈恵、そして、誰かに銃を向ける明日葉の姿が映し出されている。
玉城演じる明日葉は、ユートピア創設者である新山財団会長の娘。Season4で大切な弟や仲間の大半を失いながらも、「汝の隣人(となりびと)を愛せよ」という信条に基づき生存者同士の共存を訴えながら闘いを生き抜いてきた。
玉城はSeason5の撮影について、「序盤から『本当に全く別の新しい章が始まったな』という気持ちで撮影をしています」と最終章開幕に向けて新たな気持ちを語り、「Season5ではますます人間同士の芯の部分、良い部分も悪い部分もむき出しになって出てくると思います。明日葉はより成長したキャラクターにできたらいいなと思っていて、彼女の持ってる雰囲気や女性像が変わっていく様子を、シーンごとに出せたらなと思っています」と意気込みを語った。
W主演を務める飯豊が演じる佳奈恵は、Season1から生き残る数少ないキャラクター。響と共に放浪グループとして終末世界を生き抜くものの、Season3でパートナーの等々力を失って生きる気力を無くしていたところを、明日葉に助けられたという過去を持つ。
飯豊はSeason5について「初期のメンバーが誰もいなくなってしまったのは寂しい」「現場も本当にサバイバルだったのでこんなに長く生き残ってるのに、どんどん大変になっていくのは、どうしたらいいんだろうと感じていました(笑)」と笑顔を見せながら、「最後にどんな選択をしたとしても、私は佳奈恵の一番の理解者として寄り添いたいと思っています」とコメントしている。
自分の命を助けてくれた佳奈恵に、特別な感情を抱くようになる元詐欺師の海斗を演じた前田は、「海斗の生きがいが佳奈恵の存在になっていくのですが、体と心がリンクしてない状態になり、僕自身も海斗と同じく葛藤しながら撮影に挑んでいます。新しいキャラクターも出てくるので『きみセカ』にこんな道があったのか!というところを見せられるように頑張りたいと思います!」と語った。
現ユートピア代表の息子で明日葉の元婚約者という高い地位にいる重要人物・冬馬を演じた柿澤は、「これからゆっくりとアクセルを踏んでいくような役なので、その点も含めて楽しんでいければと思います。長く続く、多くの方々がご覧になっている人気シリーズ作品なので、少しでもこのドラマに貢献できるように頑張ります!」とコメントしている。
明日葉に想いを寄せ命懸けで守ろうとする新山財団幹部の加州を演じた溝端は、「展開が非常に面白くなっていますし、さらにスケールアップした世界観がどうなっていくのか楽しみです」と語った。
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