中国の大手動画サイト「YOUKU」のドラマランキングで、1位に輝いたファンタジー時代劇「星花双姫~天に咲き、地に輝く恋~」が、7月2日(火)よりオンライン動画配信サービス「Hulu」にて見放題独占配信を開始する。本記事では、そんな本作の第1話~第14話のストーリーや見どころなどを紹介していく。
「星花双姫~天に咲き、地に輝く恋~」は、人間界の王のもとに生まれた性格の全く違う双子の王女が、“天界”と悪党の巣窟である“沈淵界”にそれぞれ嫁ぎ、奮闘する姿を描いた中国発のファンタジーラブ史劇だ。天界の花嫁になるはずの姉が“沈淵界”へ、沈淵界に嫁ぐはずの妹が“天界”へと入れ違ってしまったことから、姉妹に降りかかる試練。それぞれの世界で繰り広げられる姉妹の奮闘ぶりがコミカルに描かれていく。
穏やかで優しい姉の青葵(チンクイ)役を演じるのは、「長安二十四時」や「永遠のシンデレラ~君は僕の運命の人~」にも出演するホー・シュエンリン。彼女の涼し気な澄んだ瞳は、青葵の清廉な雰囲気にぴったりだ。一方、活発で頭も良いが悪知恵もはたらく、わんぱくな妹・夜曇(イエタン)役を務めるのは、「宮廷の茗薇<めいび>~時をかける恋」でヒロインを演じたリー・ランディー。悪だくみをする時の目の輝きや、姉を心配する健気な姿で、憎めないヒロインを見事に演じている。
そして天界の王子・有琴(ヨウチン)役を演じるのは、「東宮~永遠の記憶に眠る愛~」で主演を務めたチェン・シンシュー。眉目秀麗で、修行によって感情の動くことのない隙のなさすぎる神君になったはずが、夜曇の破天荒な振る舞いに振り回されていく。一方、青葵が輿(こし)入れした沈淵族の第三王子・嘲風(チャオフォン)役を演じるのは、「山河表里」で主演に抜擢されたチェン・ムーチー。嘲風は自分の野心のために青葵を利用するつもりだったが、彼女の真っ直ぐな姿と優しさに、次第に心惹かれていく。
本作は、「人間界・天界・沈淵界・獣界」の四界から成る世界観で物語が展開していく。主人公は、人間界の王のもとに誕生した双子の姉妹、青葵と夜曇。姉の青葵は天界の王子である有琴の妃に、妹の夜曇は悪党の巣窟・沈淵界の王太子妃となる予定だった。
しかし、青葵を政略結婚から救おうと画策する夜曇の思惑と、沈淵界の第三王子である嘲風の良からぬ思惑が交差し、2人の輿(こし)が入れ違ってしまう。救うどころか沈淵界へ行ってしまった青葵の身を案じる夜曇。そんな心配をよそに、沈淵界の第三王子・嘲風は王位継承争いに青葵を利用しようと近づいていく。
破天荒な振る舞いで有琴を振り回しつつ、青葵が心配でたまらない様子の夜曇。ある時、双子の絆を使って連絡を取る方法を思いつき、魍魎城で青葵と再会を果たすのだが、2人は沈淵界の追っ手に狙われてしまう。その後、青葵は夜曇と別れて沈淵界に戻ると、嘲風が恐ろしい牢獄・纏魂窟に閉じ込められたと聞き、面会に行く。そこで、禁令を顧みず医術を施す青葵。その姿に、嘲風は心惹かれていくのだった。
天界では、有琴と夜曇の心にも変化が。流星を見上げて語り合う2人きりの時を過ごしたことで、夜曇はこれまで知らなかった有琴の人柄に触れ、有琴も夜曇への愛おしさを感じていた。それぞれの世界で徐々に愛を育み始めた2組のカップル。しかし、長きに渡って天界が守ってきた「四界」に不穏な兆候が見え始める――。
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