コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、陶芸づくりの生粋職人が毎日のように朝の夜明け前から身支度をして工房に入ったところ、“謎の侵入者”が現れる作品が面白いと話題の『職人の朝は早い』をピックアップ。
作者の遊ハちさんが2024年1月30日にX(旧 Twitter)に投稿したところ、2万7千件を超える「いいね」を獲得し、「サイレントなやり取り。イイネッ!」「居たらびっくりしちゃうかも」など多くの反響が寄せられた。本記事では、遊ハちさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。
視線が「バチッ」と合う職人と“謎の侵入者”だが…
陶芸づくりの生粋職人は、夜明け前から身支度を済ませ、工房に入ることを日課としている。いつものように工房にはいると、“謎の侵入者”がろくろの前にたたずんでいた。困惑する職人は、“謎の侵入者”と視線がバチッと合い、動揺するが無言で追い出す。ろくろの清掃をいつもより入念にするが、実はもう1匹、“謎の侵入者”がいることに気が付かなかったのだが…。
“沈黙”で対処するという職人の気質と、かわいらしい“謎の侵入者”とのやり取りがコミカルに描かれていくストーリー展開に、X(旧 Twitter)上では「スタートからおもしろくて続きが楽しみです」「投げだされた表情たまらんです」「かわいい」など、多数のコメントが寄せられ、反響を呼んでいる。
「謎の生物に会って様々な対処をしていくのが面白い」作者・遊ハちさんが語る創作の裏側とこだわり
――『職人の朝は早い』のモチーフはどのようにして生まれたのでしょうか?
いろんな職業やいろんなタイプの人間をはちさんと絡ませていこうと考えていて、その中の一つとして、かわいいはちさんとは反対の堅物そうなおじさんと一緒にしたらおもしろいのではと思ったからです。
――本作では主人公の“謎の侵入者”に対する対処がコミカルに描かれています。“謎の侵入者”とは一体どのようなイメージでしょうか?
シュールで面白いイメージです。
――本作では、2匹の侵入者を追い出して完結するところが象徴的です。本作を書く上でこだわっている点がありましたら、理由と共に教えてください。
あの手この手で侵入するが、最後は追い出されるところです。謎の生物に会って様々な対処をしていくのが面白いと思っています。
――遊ハちさんのお気に入りのシーンやセリフを、理由と共にお聞かせください。
ろくろの前でイメトレをしているところです。特に何も考えてないのに、巨匠感を出しているところが気にいっています。
――今後の作品で、遊ハちさんの描く漫画の見どころや注目してほしい点についてお聞かせください。
あんまり考えてないのでその時の気分や思いつきで描いています。その時その時で楽しんでもらえたら嬉しいです。
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。
いつも読んでいただきましてありがとうございます。長く描き続けられるようにしていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
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