新垣結衣、ドクターヘリは「憧れから“仲間”という感覚に」

2017/08/20 18:00 配信

ドラマ

白石恵役を演じる新垣結衣。かつては積極性に欠け自分に自信を持てずにいたが、今やリーダーとして奮闘する(C)フジテレビ

――フライトドクターを目指す若者らが奮闘する姿を描く人気作が7年ぶりに復活。早くも物語は中盤を迎える「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(フジ系)では、一人前の医師・看護師となった藍沢(山下智久)ら5人が、救急の最前線で活躍する姿を描いている。

山下:7年ぶりにメンバーが変わることなく集まれて非常にうれしいです。このメンバーに対する安心感や信頼感は揺るがないですし、安心感についてはさらに増している気がします

――一方、救急センターのリーダーとなった白石役の新垣結衣は…。

新垣:ファーストシーズンのころは、ドクターヘリを憧れの眼差しで見ていたのですが、今回タイトルバックを撮影したときは憧れの存在から“仲間”という感覚に変わっていて。ヘリも含めてチームなんだなと思いました

――人手不足なった救急センターに脳外科医となった藍沢、産婦人科医の緋山(戸田恵梨香)も戻り、5人はフライトドクター候補生を育てつつ、使命を全うしていく。

山下:医師としての感覚が戻って来た気はしますが、常に細かいメンテナンスは必要ですね

新垣:以前は手こずっても許されましたが、今は経験を積んだベテラン医師になってるから、手つきがおぼつかないなんて許されない。手元の動きでNGともあるので、監修の先生にしっかりと厳しく指導しています。

戸田:躍動感を出すためのアドリブを求められたときは、医師としてのセリフや所作が必要になるから、毎回ドキッとするんです。やっぱり難しい現場です

――また1分1秒を争う救急のため、救命医・藤川役の浅利陽介、フライトナース・冴島役の比嘉愛未は体力面での大変さも痛感。

比嘉:緊迫感ある救急のシーンを撮影したときに、これが「コード・ブルー」だと実感しました

浅利:確かに! 今回はちょっと激しいシーンを撮ると、みんなすぐ体のケアをするのがおかしい

戸田:激しく走ったりすると、ひざ関節とか節々が痛くて(笑)

比嘉:私も今作のために週1でキックボクシングに通い始めた(笑)。おまけに夏本番だから、新しいフライトスーツがかなり暑いからそこは不安かな?

戸田:でも、この作品は監修として本物のドクターさんたちがいる現場なので、安心です!

――山下らは過酷な現場で、監修の医師らや多くのスタッフと共に、救急の世界に身を投じていく。

浅利「細かいリアリティーを追求して、臨んでいきたいです

山下「このドラマは1つのシーンに掛ける準備時間がとても長く、スタッフの皆さんはそこに情熱を注いでいる。僕らもスタッフに負けないように取り組んでいきたいと思っています!