サヤの彼氏疑惑が浮上する中、実々花は担任の新田(池田努)に留年の可能性を示唆される。“期末での赤点ゼロ”を留年回避の条件として提示された実々花は、思わずケイタにSOSメッセージを送る。そしてそれを見たケイタは友人のネギ(大津尋葵)の協力を得ながら、テストに出やすい部分の動画を撮影し、実々花に送ることに。
また、ケイタはメッセージで実々花に問題を出したりしながらテストの日までサポートを続けていき、実々花の試験の結果はバレンタインライブ当日に発表されることになった。
そんな中、実々花が出演するドラマの顔合わせが行われた。主演を務めるイケメン俳優・立花廉(内藤秀一郎)らが見守る中、台本の読み合わせで実々花は完璧なセリフ回しを披露。そんな実々花に廉は興味を抱き、「良かったら今度一緒に読み合わせしよっか」と誘うのだが、実々花は「勉強があって忙しくて」とやんわり断わるのだった。
迎えたバレンタインライブ当日。特典会で実々花はケイタに向かって笑顔でピースサインをおくる。その合図を見て、留年を無事回避できたことを知り、喜ぶケイタ。そして実々花がケイタにチョコを渡すと、ケイタは照れ臭そうに「ありがとう」と言って、お互いにソワソワし始める。そんな二人のただならぬ雰囲気を見て、横にいたサヤは何かを察した表情を浮かべるのだった…。
その後ライブが終わり、熱帯魚店に再び実々花がやって来る。実々花はケイタに試験勉強のお礼を伝えると、“アイドルの実々花としてじゃなく、これは実々花から”と言って、改めてバレンタインのチョコを渡した。
そして熱帯魚店を“水族館みたい”と表現する実々花に、ケイタは「もし今度良かったら、一緒に水族館でも行きます？…なんてね」と冗談交じりに誘ってみる。すると実々花は、「うん、行く」と笑顔で返答するのだった――。
次話では、ケイタと実々花が水族館デートをすることに。また予告映像では、デートで着ていく服装に悩む2人の様子が描かれていた。第6話は2月17日(土)の夜11時から放送予定となっている。
アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める高校2年生の実々花は、アイドルとしての毎日に漠然とした違和感と不安を抱えていた。一方、夢や目標もなくいつも周りに合わせて生きている冴えない大学生・ケイタは、ある日知人に誘われたアイドルのライブで「テトラ」と出会い、実々花にガチ恋してしまう。
その後、「テトラ」のチェキ会で実々花と初めて話すことになったケイタだが、どういうわけか彼女に「死なないでね」と告げる。その一言が胸に刺さり、ケイタの存在が気になった実々花は、ファンとアイドルの垣根を超え、ケイタのバイト先である熱帯魚ショップへと向かうのだった…。
ケイタとの距離を縮める中、実々花自身も自分の存在意義を見出したりと、ケイタの存在は実々花の中で確実に大きくなっていく。そしていつしか、二人はこっそりメッセージをやり取りする仲にまでなっていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
※しずる・KAZMAの「Z」は正式にはストローク付き表記
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