【僕やり連載】窪田正孝&永野芽郁“蓮子にはトビオが隠す想いもしっかり受け止める器がある”
毎週火曜夜9時から放送中の窪田正孝主演ドラマ「僕たちがやりました」(カンテレ制作、フジ系)。本作は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載されていた同名漫画をドラマ化。“そこそこ”の日常を大切にしてきた若者4人が、あるいたずらをきっかけに爆破事件の容疑者になってしまう”青春逃亡サスペンス”である。
ザテレビジョンWEBの“僕やり”スペシャル連載は毎週火曜に、キャスト陣のインタビューや仲良しトーク、収録の裏側などをたっぷりと紹介。第5回は、孤独な逃亡生活で追い詰められていくトビオを演じる窪田正孝と、どこまでもトビオを信じて想い続ける蓮子役の永野芽郁を迎えたSPグラビア&対談である。
――第5話まで来た『僕やり』ですが。
窪田「5話かあ」
永野「第5話……」
――4話では、蓮子が市橋に「あんたは殺す。私は告る」で宣言して。
永野「そうでした!」
――その続きです。
永野「私はちょっと危ない目に遭うんですよね」
窪田「ああ、そうだね。危ないシーンだ」
永野「あのシーンを撮っている時、本当にトビオに来てほしいと願っていたんですけど、来てくれなかったですね……」
窪田「もうね、その時はお尻出していましたから」
永野「ふふふ」
窪田「でも、トビオだって“蓮子に会いてえ! 謝らなきゃ”って言ってたんだよ」
永野「私も会いたかったです」
窪田「お尻を出しながら、言ってたんだけどね。そんな感じの5話かな」
永野「そういうところだと思います(笑)」
――なかなか会えそうで会えないのが、トビオと蓮子ですが。
窪田「会いに行ったら、蓮子と市橋(新田真剣佑)がいい感じに見えちゃったりするとかね。俺、バカみたいじゃないかと思って、チャンチャンって(笑)。それで今宵ちゃん(川栄李奈)の方に行っちゃうんだよなあ」
永野「寂しい……」
窪田「(笑)。そんなことを言ったら、マッケン(市橋)が可哀相じゃないか! 何を言ってるんだよー」
永野「アハハハ」
「トビオは先入観が激し過ぎるのかなあ」(窪田)
「蓮子は“トビオが好き”という気持ちを一途に持っています」(永野)
――トビオは本当に勘違い野郎ですよね?
窪田「先入観が激しすぎるのかなあ。演じれば演じるほど、僕はトビオというキャラクターがわからなくなっています。役としては本質がどんどん剥き出しになっていくんですけど。やっぱりひとりじゃ何も出来ないし、自分から何かをするタイプでもない。だから、そこそこ幸せと言っていると思うんですけどね」
――蓮子はここまで演じて、どういう女のコだと思っていますか?
永野「内側はちょっと乙女な部分がありつつも、芯が強いというか。全体的にサバサバしている女性に見えますけど、可愛らしい人だなあと思っています。だから、蓮子はずっと“トビオのことが好き”という一途な気持ちを変えずに演じています。その気持ちさえあれば、いろんな状況で行動で変わっても、それがまた蓮子として生きている感じになるのかなあと思うので。それから“トビオを待ってよう”という気持ちも常に持って、それ以上はあまり深く考えないようにしています」