「マルス-ゼロの革命-」撮影現場に潜入…顔出しナシの“サムネ画像”中身は道枝駿佑本人だった

2024/02/27 18:00 配信

ドラマ インタビュー

「マルス」メンバーには“メンカラ”が

オオカミのキャラクターがあしらわれた「マルス」のロゴ。マルスのメンバーはロゴシールをPCなどのさまざまなところに貼っているとか(C)テレビ朝日

――オオカミのキャラクターの「マルス」のロゴは、初期「マルス」から使っているものでしょうか?

はい。現在の動画研究部のクロッキーのアイコンもこのロゴを使っています。マルスのメンバーはロゴシールをパソコンなどいろいろなところに貼っているんです。マルスにはメンバーカラーがあり、例えば賢成(山時聡真)は青で、パソコンには青いマルスのロゴシールを貼っていたり。服にもそれぞれメンバーカラーを取り入れていて、渾一は赤いマフラーを巻いていたり、ゼロは私服でも真っ白な格好をしていたり。それぞれカラーでイメージ付けをしています。

――最後は江口洋介さん演じる國見の部屋ですが、独特な雰囲気ですね。何かイメージされていることはあるのでしょうか?

國見は今の日本をとても憂いている人物。自分が劇薬になってでも国力の低下を食い止めたいし、平和ボケしている日本国民が今置かれている状況をきちんと理解して目覚めてほしいと思っています。その思いが、國見のいろいろな行動につながっているのですが、“日本”を大事にしていることを表す意味で、畳や神棚、金屏風、そして刀など日本らしいものを國見の部屋には置いています。

國見の部屋。金屏風や神棚など日本らしいものが並ぶ(C)テレビ朝日

セットにまつわる作り手のさまざまなこだわりを知り、新たな視点でより視聴が楽しめそうだ。いよいよ後半戦がスタートするドラマ本編も、考察を楽しみながら最後まで見届けたい。