“あいの結婚相談所”出演の中尾暢樹「結婚は石橋をコツコツ叩き続けるタイプ」

2017/08/23 10:00 配信

ドラマ インタビュー

印象に残るシーンでは「前田美波里さんと山崎育三郎さんのやりとりが出来ていく過程がカッコイイ!」と撮影=草刈雅之


撮影現場の雰囲気は?


――今回の「あいの結婚相談所」ではいかがですか?

自由な方たちが多くて、ツッコミ合い、ボケ合いで、すごいいい現場だな、と思います(笑)。これまで映画や戦隊など出演もしてきたんですが、ずっと同年代の方たちとの作品だったので、こうやって大人の方たちと一緒なのは新鮮で毎日が本当に楽しいです。育三郎さんが周りの人に気を配られていて、面白いことをおっしゃったり、ツッコミを入れたりとされているので、座長としてもすごいなと思いますし、背中を見ている感はすごくあります。

――育三郎さんとの共演はいかがですか?

ミュージカルでも活躍していらっしゃる方なので、存在感が素晴らしいです! 今回は歌も入ってくるちょっとユニークな役ですが、濃いキャラが揃っている中で、またひとつ芯の通った濃い役をやっていらっしゃるんです。キャラものとしてやってみると違和感が出ることもあると思うんですが、そんな感覚は全くなく、こんな風に出せる表現もあるんだなと勉強になります。自然ではないけれど、それでも自然と世界観に合致していく。不思議な感覚です。

――印象的な場面はありましたか?

相談所の会計事務員の前田美波里さんと育三郎さんの2人で歌い合うシーンがあったんですが、そこでアドリブ合戦みたいになっていったんです。美波里さんが演歌風に歌うと、育三郎さんが「それじゃできませんわ~♪」ってスタスタ去っていこうとしたり。2人の関係をその場でやって、しかもそれがスパッと決まる、その場その場でのやりとりができていく過程がカッコいいなって思いましたし、驚きました。

主演の山崎育三郎については「背中を見ている」と尊敬撮影=草刈雅之


自身の結婚観は?


――そんな今作は結婚相談所の物語ですが、ご自身で結婚について考えることもありましたか?

いかんせん、僕はまだハタチなので結婚観も何もないんですが(笑)。僕がいつ結婚できるかはわからないですが、結婚をして子供が出来たら戦隊を見せたいです。まずは色々な戦隊を見せて、ハマった頃に「動物戦隊ジュウオウジャー」を見せます。「こういうのもあるんだよ?」ってそっと出して「え!? これ、パパじゃん!」っていう、後からびっくりさせるというのをすごくやりたい(笑)。

――結婚観を超えて子供のお話になりましたが(笑)、理想の結婚というと?

ドラマの中では「恋愛結婚はない!」って所長が言っていますが、僕は恋愛結婚の末に結婚したいです。よく「出会って数カ月で結婚」みたいな話を聞きますが、すごいなと僕は思っちゃうんですよね。僕はじっくりしっかり付き合って、石橋をコツコツと叩き続けながら渡るタイプなんだと思います。

――そんな中尾さんから「あいの結婚相談所」の今後の見どころをご紹介ください。

みんなの個性もわかってきましたが、まだ僕も知らない秘密も隠れていそうですよね。ゲストごとに本当に色んな色が出ますし、一話一話で完結することもあるので、僕も見ていて楽しいです。夜11時15分(※一部地域を除く)の放送ですし、見終わった後すぐに眠ればきっと夢を見てもらえると思います! 男夢の見どころというと、毎話スパイのような色んなことをしているので、次はどんなことをするのかな、とその衣装も合わせて楽しみにしてもらいたいです。