中島健人「ついに、ラブスクエア突入!」高橋ひかる“美己”は告白すべきか悩む<リビングの松永さん>
藤原はSNSでの反応に喜び
また、ラブスクエアの四角関係に巻き込まれ、実はドラマの第1話で美己に抱いた恋心がきっかけで、シェアハウスに引っ越してきたことが明らかになる凌。常に美己を目で追う、切ない演技に注目が集まる藤原は「演じる凌が徐々にシェアハウスに馴染んでいくと同時に、自分自身にも凌が馴染んできた感覚があって。監督からも『完全に凌に入ったね』って言ってもらえたポイントが序盤にあったんです。自分でも、バイト帰りでの美己との二人での歩道橋のシーンで、『ここが凌のラインだ』っていうところが掴めて。ちょうど恋愛模様が動き始める4話、5話ぐらいからのタイミングでですね。今夜の8話からは、いよいよ恋の本格的な後半戦開始って感じで、よりここから凌が動きますので期待してください」と手応えを感じている様子。
凌の魅力については「僕だったら絶対自分に振り向いてもらおうとして、ライバルと戦おうとしちゃうんですよね。でも凌は全く戦わずに、冷静に客観的に見た時に、園田さんが好きなのは自分じゃなくて松永さんだから、こっちに振り向かせるんじゃなくて応援しようっていう。僕はそこにもどかしさを感じるから、僕だったら絶対自分に振り向かせようとしちゃうから、この違いが凌のすてきなところだなって思いますね。自分は好きなのにアシストしちゃって辛い思いしてんのは自分…っていう、その不器用さも彼の魅力かなと思います。本当に、自分とは違う役を演じて、新しい自分に出会えるのは楽しいですね」と充実の笑顔。
また、凌を演じる上で大切にしていることについては「凌は、実は、他人のことが好きな人物だと思うんですよね。凌って話をするのが苦手、人のことを受け入れないみたいな感じに見えて、序盤は僕も他人のことを拒絶するように見えてもおかしくないなっていうアプローチをかけてたんですが、だんだん慣れてくると不器用なんだけど良いヤツだなってわかるっていう…うれしかったのが、3話の花火のシーンでのSNSの反応に『すごく無口で、人見知りで人と関わるの苦手だけど、すごくいい人そうなのがわかった』っていうのがあって、僕の中での3話の台本を読んだ時に『凌っていい人だな』って思ったんで、僕と視聴者の皆さんが一致したので、僕としてはホッとしましたね(笑)。言葉とは違う感情を出せるように意識していたのでうれしかったです」とコメント。
これから恋の四角関係に巻き込まれることについては「自分から行ってるんで! まず僕が行動を起こしたせいで三角関係になってますしね。でも僕としては『凌、頑張れよ』って思っちゃいますけど、凌としては自分の好きな人の思いが一番なので。完全にアシスターですよね。改めて本当にいいヤツですね。園田さんへのアドバイスを余裕そうに言ってる凌もいれば、苦し紛れに言ってる凌もいて、いろんな凌がいるなって思ってて。このシーンはこう行こうってあんまり具体的に決めずに臨んでいるので、自分でもOAがどうなっているか、ちょっとドキドキしてます(笑)」とはにかむ。
第8話のラストに中島の好きなシーンも
一方、高橋は、7話、8話で美己に向けられる凌の優しさについて「実は、これが全く刺さってなくて。台本を読んだ時は『なんで美己!?』ってなるんですけど、演じていると、本当に不思議なことに流れていくんですよ。だから本当に『恋って怖いな』って思いましたね。一人の人しか見えなくなっちゃうし、自分の行動を制御できなくなっちゃう感じが怖いですね。台本を読んだ時には『絶対選ぶのは凌やろ!』って、高橋ひかるとしては思うんですけど(笑)。おかしいな~と思いながら、でも、いざ美己を演じると、ちゃんとこれまで気持ちを積んでいったからこそ、そして凌くんも真摯に向き合ってくれるからこそ感じるんですけど、やっぱり優しいだけじゃダメなんだなって思いましたね(笑)」としみじみ。最後に高橋が「大人の松永さんが包み込んでくれるシーンが、この8話でもあるので楽しみにしていてください!」とメッセージ。
さらに中島が「8話の終わりに、僕の一番好きかもっていうシーンが待ってます。目の前で泣き出すミーコの涙を不器用に拭う松永が好きなんだよね。ぜひ見ていただきたいです。あと、もう一つ好きなのは向井康二のシーンで、終盤の話数で登場するので、また披露します(笑)」とオチャメに語った。
※高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記
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発売日: 2024/03/06