たわいもないけれど家族の温かな会話を聞きながら、笑みと涙があふれる千秋。すると、太陽は鍋を食べ終えたあと、春陽を誘って外出し、父と母を2人きりにした。
妻と話していたことを太陽が口にしたことから何かを感じ取っているかのような陽平は、「明日香、そこにいるのか?」と問い掛けた。千秋の「いるよ」は聞こえず、「なんてな」と寂しそうにつぶやく。だが、自分と出会ってなければ幸せだったのではないかと後悔しつつ自分は「幸せ者だ」と胸の内を明かし、「ありがとう」と感謝の言葉を口にした。
家族団らんから太陽の計らいによってできた“夫婦”の時間。遠藤、松本の静かな演技により、秀逸な場面となった。これまで切なさに涙してばかりの本作だが、今回は切なくとも温かいものも胸に広がった。
SNSには「エンケンさんと若菜さんのシーン良すぎる」「今日はエンケンさんと松本若菜さんの回」「エンケンの演技うますぎて泣いてしまった」「松本若菜さんの涙まで美しすぎて」など称賛が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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