<第47回日本アカデミー賞授賞式>安藤サクラが最優秀主演女優賞を受賞して歓喜「よっしゃー!」

2024/03/09 17:33 配信

映画 会見

安藤サクラ(C)日本アカデミー賞協会

3月8日に都内で「第47回日本アカデミー賞授賞式」が行われ、最優秀主演女優賞に映画「怪物」の安藤サクラが受賞した。

「優秀主演女優賞」は、安藤の他、映画「リボルバー・リリー」の綾瀬はるか、映画「市子」の杉咲花、映画「ゴジラ-1.0」の浜辺美波、映画「こんにちは、母さん」の吉永小百合が受賞。

安藤サクラが息子役を演じた2人のコメントに大喜び「ありがとう!」


登壇した安藤は、役作りについて「主役である息子役の(黒川)想矢とか(柊木)陽太の2人が、どう見る方に映るかというのを一番に考えて、主役の2人とどうお芝居をしていくのがいいのかというのをとにかく考えていました」と振り返った。

また、「以前、是枝(裕和)監督とご一緒した時とは違って坂元(裕二)さんの脚本があったので、それを基に監督と“具体的にどう演じていけばいいのか”っていうお話は、以前ご一緒した時よりもたくさんさせていただいたように思います」と回顧。

そんな中、会場にいる黒川から「ずっと優しくて、本当に大好きです!」、柊木から「すごく優しい方でフレンドリーな方で、僕も大好きです!」とコメントが寄せられると、安藤は「ありがとう!」と大喜びする一幕も。

是枝組の撮影を回顧「とても心地良い現場でした」


最優秀主演女優賞の発表後、トロフィーを受け取った安藤は「本当にありがとうございます。いつも是枝監督は、年齢も部署も問わずみんなの意見を取り入れて撮影なさるんです。私たちはすごくその場所に安心感を抱きながら撮影できて、すごく特別な場所で…。『このチームの皆さんと本当に一緒に作っている』という感覚が、とても心地良い現場でした」と述懐。

さらに、「いつもこうやって(賞を)受賞させていただくと、(作品に関わる周りの人たちに獲らせてもらったという思いと純粋にうれしい気持ちとの間で)戦うというか…。本当は『よっしゃー!』っていけたらどんなに格好いいだろうって思うんですけど、なかなかそれができないんですけど」と本音をもらしつつ、「でも、やってみたら(関係者の)みんなで(受賞したうれしい)その気持ちになれると思うので、よっしゃー!」と喜びを爆発させた。

◆取材・文=原田健

安藤サクラ(C)日本アカデミー賞協会