仲野太賀「その時代の人の心や思いに寄り添いながら誠実にやりたい」
大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(2011年、NHK総合ほか)で豊臣秀頼を演じていた仲野。本作では豊臣秀長を演じるということで、豊臣家の印象について聞かれると「『江』で秀頼を演じさせていただいたことが、自分のキャリアの中でものすごく大きくて、たくさんの反響をいただいたりしたんですね。あの役を演じることができて、一つステップアップできたのかなという思いがあったので、今回豊臣秀長を演じさせていただくということで、豊臣家にすごく救われているというか、とても縁があるなと感謝しています」とコメント。
また、「豊臣兄弟!」では3年ぶりに大河ドラマで戦国時代が描かれることになるが、習得しておきたいことなどを聞かれた仲野は「所作や盾の稽古などは当然必要になってくるのかなと思います。でも、今習得しておきたいのは体調管理ですね。長丁場になるので、常に元気いっぱいで演じられるように、体調管理に気を付けたいと思います」と笑顔で回答。
さらに「戦国時代を演じることは、現代からしたら信じられないようなことが起こります。人を斬ることだったり戦があったり、ものすごく演じるうえでカロリーが必要だし、いろんな想像力が必要だと思いますが、できる限りその時代の人の心や思いに寄り添いながら誠実にやりたいなと思っています」と改めて意気込みを明かした。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、2026年1月よりNHK総合ほかにて放送開始予定。
また、2025年には横浜流星が主演を務める「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」を放送。“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く。