ゼロとの会話で「国家転覆」などについて話す國見の言葉も校内放送のマイクを使って公開し、國見を追い込んでいく。
警察がやってくると、小宮山教頭(若松了)を人質にして、ナイフを突きつけ、國見の来校を再度要求。
要求どおり國見が桜明学園にやってきたが、ゼロはもう少し時間稼ぎをしたかった。教頭がおとりになり、マルスのメンバーは逃走。それは教頭が「大人を頼りにしろ。生徒を守るのも大切な役目だ。私は教師だから」と生徒たちを信じて、手助けしての逃亡だった。
ここで驚くべき事実が判明。かつてマルスのメンバーだった“ウド”が生きていて、今回のゼロたちの作戦に手を貸しているという。
そのウドの正体は、國見の側近・大城大木(戸塚純貴)だった。大城は、國見が桜明学園に向かった後、社長室でウイルスのプログラムを解析。國見が社に戻る前に解析を終了させ、クロッキーの新機能にウイルスが最初から搭載されていた証拠のデータをコピーした。
同時に、國見が用意していた“ウイルス除去”のためのアプリも発見。そのデータを持って、ゼロと落ち合う約束をした。
ゼロと落ち合う場所にやってきた大城だったが、ゼロよりも先に現れたのが國見だった。またもや國見の方が一枚上手。ゼロも到着するが、ウドからデータを受け取れず、そのまま逃走した。
次回、いよいよ最終回。マルスはサイバーテロの首謀者とされてしまうのか。それとも、起死回生の逆転となるのか、注目したい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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