<ダンジョン飯>死闘の終わりに待っていた残酷な現実。絶望の衝撃シーンに「死生観がエグい」

2024/03/16 08:30 配信

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アニメ「ダンジョン飯」第11話が放送(C)九井諒子・KADOKAWA 刊/「ダンジョン飯」製作委員会

テレビアニメ「ダンジョン飯」(毎週木曜夜10:30-ほか、TOKYO MXほか/ABEMA・ディズニープラス・Hulu・Leminoほかで配信)の第11話「炎竜1」が3月14日に放送された。今話ではついにレッドドラゴンとの戦いに突入。圧倒的な強さの前にライオス(CV.熊谷健太郎)たちは窮地に陥るが、決死の攻撃でレッドドラゴンに勝利する。しかし、死闘の末に突き付けられたのは残酷な現実だった。(以下、ネタバレが含まれます)

作戦大失敗。鍋は直に持ってはいけません!


レッドドラゴンに食べられてしまったファリン(CV.早見沙織)を救出するため、ここまで過酷な冒険を乗り越えてきたライオスたち。迷宮地下5階で、ようやく目的のドラゴンと遭遇する。しかし、ドラゴンの全身は剣も魔法も通さない硬い竜鱗に覆われているため、今の戦力ではまともに戦っては勝ち目はない。そこでライオスが立てた作戦は、瓦礫でドラゴンを押し潰し、動きを止めたところで喉元にある唯一の弱点、逆鱗に剣を突き立てるというものだった。

建物に起爆の魔法を施していくマルシル(CV.千本木彩花)。ライオス、センシ(CV.中博史) 、チルチャック(CV.泊明日菜)はドラゴンを仕掛けの地点に誘導していくが、その前に一番危険な火の息を使い切らせないといけない。そのために大活躍するのがセンシ愛用のアダマント製の鍋…のはずだったが、火の息を受け止めた鍋はみるみる熱せられ、直持ちしていたライオスは思わず鍋を放り投げてしまう。

鍋を直に掴んだらヤケドする。考えてみれば当たり前のことなのに、誰も気づけなかったうっかりミス。Xにも「先週の作戦会議のときに、わたしも“熱くて持てなくなるのでは”ってならんかったのなんか悔しいなww」「そりゃそうだけど、俺も気づけんかったのよ乙」などのコメントが上がり、視聴者もついついライオスと同じ思考にハマっていたようだ。

アニメ「ダンジョン飯」第11話より(C)九井諒子・KADOKAWA 刊/「ダンジョン飯」製作委員会