最終話では――
倫子(小芝風花)は、松島(栗山千明)から家治(亀梨和也)が倒れたことを聞かされる。高熱にうなされる家治の容体を、御匙が必死に診ていた。
一方、武元(橋本じゅん)から家治の子細を聞いた定信(宮舘涼太)は、ようやく自分たちの出番がきたと笑う。そして、定信は新たな手立てを思いついたと言い出す。
そんな折、浅間山が噴火し、江戸にも火山灰が舞い降りる。さながら黒い雪のような火山灰に、お知保(森川葵)らは思わず驚く。暗雲立ち込める幕府、そして倫子も不吉な予兆を感じずにはいられないでいた。
この事態を何とかせねばと考えた家治は、自ら蟄居閉門(ちっきょへいもん)を命じた田沼(安田顕)を呼び寄せる。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「なぜ気づけなかった…なぜ!」と絶叫する倫子の姿と、「大奥最大の危機」というテロップが映し出され、スタート。
その後、倫子が「平気で命を奪ったのですか?そなたには天罰が下りましょう…!必ず!」と涙ながらに定信を問い詰めている様子が描かれている。
また、動画の中盤には、病床に伏す家治の姿も。起き上がることもつらそうな様子の家治は、力ない声で「御台…」とつぶやき、一方の倫子は家治の手を取り、「上様…!」と涙を流している。そんな二人と共に、画面には「二人に別れの時が――」というテロップも映し出されていて、家治の容態が気になるものとなっている。
さらに、業火に包まれる大奥の様子も。火が広がる中、田沼が恐ろしい顔で「この徳川幕府こそ、諸悪の根源じゃー!」と叫んでいる。
動画の最後には、城を去ったのはずのお品が、倫子とお知保の前に姿を現すシーンも。倫子は突然のお品の登場に「どうして!?」と驚き、画面には「衝撃のラストへ――」というテロップが映し出されている。
最終話放送を前に、SNS上では「上様と御台様には一緒に幸せになってもらいたい…」「別れの時ってやめて~」「嫌だよ上様、生きて…」「定信と倫子様の戦い気になります!」「まだ予想もつかない結末が待ち受けていそうでドキドキ」「最終話見る前から大奥ロス確定です」などの声が上がり、話題となっている。
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