映画「オーメン」(1976)の前日譚を描くホラー映画「オーメン：ザ・ファースト」が、4月5日(金)より全世界同時公開される。公開に先駆け、初代「オーメン」を劇場の大画面で鑑賞できる特別試写会が3月28日に開催された。ホラーファンが集う会場に、大のホラー好きとして知られるロックミュージシャンの大槻ケンヂ、声優の野水伊織が登壇し、シリーズの魅力を語った。
悪魔の子・ダミアンの誕生の秘密を描く
同作は、6月6日午前6時に誕生した悪魔の子・ダミアンと、彼をとりまく人々の戦慄の連続死を描いたホラー映画「オーメン」の始まりの物語となる作品。
修道女になるためにローマの教会で奉仕するマーガレットは、不可解な連続死に巻き込まれる。やがて彼女は、恐怖で人々を支配するため、悪の化身を誕生させる教会の邪悪な陰謀を知ってしまう。そして、すべての真実が明らかになったとき、ついに悪魔の子・ダミアンが誕生する。
大ファンのロックミュージシャン・大槻ケンヂが魅力を熱弁
同作の大ファンだという大槻は、「ホラー映画のフォーマットを作ったパイオニア。当時まだ日本であまり知られていなかった“666”という数字を広めたのもこの映画だし、世界を変えた作品だと思います」と熱弁。
幼いころ、鑑賞したという野水も「当時はキャーって怖がって観ていたけれど、大人になって改めて観てもすごく良い作品だなと思いました。直接手を下さずに、ダミアンがほほ笑むだけで何か怖い。一大ムーブメントになっていただけあって、創り込まれたストーリーも魅力ですよね」と、「オーメン」が時を経ても色褪せず愛され続ける理由を熱弁した。
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