杉咲花が記憶障害を抱える脳外科医を演じる、医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系)が、4月15日(月)にスタート。杉咲が演じるのは、記憶障害と向き合いながら医療現場で働き続けている川内ミヤビ。若葉竜也はミヤビと同じ病院で働くアメリカ帰りの三瓶友治を、井浦新はミヤビを支える主治医の大迫紘一を演じる。
このたび、杉咲、若葉、井浦の3人にインタビューを実施。物語の印象や、作品に挑むにあたり準備していることを聞いた。
杉咲:原作漫画を読んで、“脳障害に後遺症は付きもの”であることを知りました。患者は不完全な回復と向き合うことになり、医者はそんな患者を救おうとする。そういった状況に置かれた人々がどう生きていくかという姿が描かれていて、希望を見いだすことのできる作品だと感じました。
井浦:今作の米田孝Pは、社会や人間に向き合う作品を作られる方。今回も人間という生き物について一緒に考えることのできる作品になるのだろうと思っています。
若葉:その中でただの医療ドラマにとどまらず、人間がうごめくところをいかに見せられるかが自分の課題だなと思っています。
今回、初の医師役に挑む杉咲と若葉は、手術の縫合練習も実施。
杉咲:「こんなに難しいんだ」と思ってパッと隣を見たら、若葉くんがすぐにコツをつかんで進めていたので焦りました。
若葉:うまくできていたのか、自分では分からなかったですが…。その後、杉咲さんが2時間半ぐらい没頭していたので、もう帰ろうよと思ってました(笑)。
井浦:2時間半は結構だ(笑)。
若葉:すごいのが、杉咲さんはそこから毎日欠かさず練習しているそうなんです。もう僕よりはるかにうまくなっていると思います。
井浦:僕はありがたいことに医者役の経験があるので、練習はお休みさせていただきました。現場に入る前にちょっと練習すればできるかな?と思っています。
若葉:えー!すごい
井浦:うそうそうそ(笑)。
若葉:信じたのに…。手術テクニックは数カ月の練習でたどり着けるものではありませんが、本物の医療従事者の方々が見たときに違和感を覚えることのないように最大限取り組みたいと思ってます。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)