――演技に関しても聞かせてもらって良いですか？ ONE N' ONLYが初主演した映画『バトルキング！！-We'll rise again-』をはじめ、それぞれが演技にも挑戦しているけど、“役者”というお仕事についてはどのように考えていますか？
REI：あくまでも僕の考えなんですけど、役者としての表現とアーティストの表現は、全く別のものだと思っています。ただ、自分をさらけ出すということや、自分の中の引き出しを増やすという意味では同じだと思うので、自分自身を鍛えられているなとは思ってます。個人的にはお芝居も大好きなので、積極的にやっていきたいですし、ダンスと歌はONE N’ ONLYが大好きなので自分がONE N’ ONLYのために出来ることを全て出し切ってやっているというイメージなんです。
――具体的にどんな役者さんに憧れているというのはあるんですか？
REI：堺雅人さんとか西田敏行さんとかみたいな、人情味があるけど、すごく熱い人が好きですし、そんなお芝居が出来る方が自分の中の目標ではありますね。
EIKU：僕は役者とアーティストって、表現者としてはすごく近いんじゃないかな？ って思っているんです。アーティストとしていろんな曲を歌う中でも、歌詞の中にあるストーリーを演じていく感じで表現していくものだと思うし、役者としては、自分が演じる人のバックボーンを背負いながら、その人の人生というストーリーを演じていく訳なので、全く同じとは思わないですけど、“演じる”という上では、表現者として同じなんじゃないかなって感じたりもするんですよね。
――EIKUくんは具体的にどんな役者さんに憧れているんですか？
EIKU：僕は誰という具体的な役者さんはいないんですけど、アクションの出来る俳優さんに憧れていて、自分もそうなりたいなって思っています。普段から格闘技とかも好きでよく見ていますし、体を動かすことも大好きなので、演技の中でもそれを自分の個性の一つとして取り入れていけたら良いなと思っているんです。ONE N' ONLYが初主演した映画『バトルキング！！-We'll rise again-』で主人公をやらせて頂いたんですけど、その映画でもアクションシーンが多かったこともあって、演じていてすごく楽しかったんです。『バトルキング！！―』で実際に演じたことで、より自分がやりたかったことが明確になったという感覚があったんです。岡田准一さんは、アーティスト活動をしながら、本格的なアクションの技術を身につけた方だと思うので、自分はそういうところを目指していけたらいいなって思っているんです。
REI：EIKUは実際に運動神経がすごいので、絶対に目指せると思うんですよね。バク転とか見ただけでもう出来ちゃうんですから！ すごいんですよ。僕なんてそんな無謀なことしたら大怪我しますから！
EIKU：いやぁ、なんか昔からあんまり恐怖心がなくて、小さい頃も家の屋根から飛び降りて骨折したり、プールサイドでバク宙して飛び込んで角に頭をぶつけたりとか(笑)。
REI：てか、痛い思いはしてるんだね。
EIKU：うん(笑)。縫ったの。
REI：え！？ 何針縫ったの！？
EIKU：５針(笑)。今も残ってるよ、その傷。
REI：いやいや、重症じゃないですか！？ 傷も残ってるんでしょ？ それなのに恐怖心は？
EIKU：ない。
REI：ないんだ(笑)。普通、痛い思いしたらそこから恐怖心が生まれるもんなんだけどね…。
EIKU：えへへ(笑)。
REI：アクション俳優、向いてるかもね。
EIKU：うん！ 日常の自分とはかけ離れた役とかやってみたいです。サイコパスな役とか。俳優って、それが醍醐味だと思うんですよね。自分じゃない自分になれるのがすごく魅力的だなって思いますね。いろんな人生を演じてみたいです。
REI：自分たちに求められていることを極めていくって、すごく大事なことだと思うんです。それは最近メンバーとも話していて。EIKUとTETTAは最近鍛え上げてて、どんどん体が大きくなってきてますからね！ 本当に変なところで自分に厳しんですよ、EIKU。“まだこんなんじゃ甘いな”って言いながら楽屋で筋トレしてますからね。
EIKU：えへへ(笑)。いやぁ。まだまだです(笑)。アクションやりたいので、体作りしておかないとと思って。普段からの努力は必要かなと。今、キックボクシングとかやりたいんですよね。
REI：偉いね。本当に。良い役あったらウチのEIKUよろしくお願いします！
EIKU：あ、よろしくお願いします！
――マネージャーさんなの？
REI：あ、はい。僕、EIKUのマネージャーやってます(嘘です)！ ウチのEIKUよろしくお願いします！ いい芝居するんで！
EIKU：あはははは。よろしくお願いします！
REI：ちなみに僕もよろしくお願いします！ ONE N' ONLYのREIって言います！
EIKU：あはははは。よろしくお願いします！
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