柏木由紀、4月末で卒業…大島優子産後復帰作、白間美瑠“新婚生活”密着バラエティなど“48グループ”OGの活躍に注目

AKB48に17年間在籍してきた柏木由紀が、2024年4月30日にAKB劇場(東京・秋葉原)でラストステージに立つ。柏木が最年長のお姉さんとして守ってきたAKB48および“48グループ”は、指原莉乃、川栄李奈、野呂佳代、渋谷凪咲など卒業してからもその名をよく聞くOGたちを見ても逸材の宝庫だったことが分かる。今春放送＆配信中の番組に出演する“48グループ”OGの活躍を見ていこう。

AKB48に“ゆきりん”あり！ アイドルの道を貫いた17年間

番組紹介の前に、アイドル・柏木由紀が担っていた唯一無二の役目について触れたい。柏木のAKB48人生は2006年12月に3期生として加入し始まった。2010年「AKB48 17thシングル選抜総選挙」では上位7名(大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜)いわゆる“神7”が人気を博しており、翌年の選抜総選挙で柏木が7位に食い込んだことは“神7崩し”と呼ばれるなど、AKB48における柏木の存在はみるみる大きくなっていった。

グループの活動と並行してきたソロ活動も11年目を越えた。2023年に行われた10周年記念のメモリアルツアー「柏木由紀 3rd Tour 寝ても覚めてもゆきりんワールド～ソロデビュー10周年も夢中にさせちゃうぞっ♡～」は各会場ともに満員御礼だった。

これまで先輩も同期も、後輩にあたる現役メンバーも柏木と共に舞台に立っている。世間が「AKBの現役メンバー誰いるの？」の会話になったとき柏木の名があったことはグループにとって大きな意味があっただろう。全員をつなぐ最古参メンバーとしてAKB48を引っ張ってきた柏木が、3月17日放送の「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)で卒業を考えたきっかけを語っている。仕事終わりに一人で行ったショッピングモールで、かき氷を食べていた時に、パッて周りを見たら全員家族連れで「どこ見ても幸せそうな家族と、カップルばかりで、私、これでいいのかなとふと思った」と思ったという。長期間、アイドルの道をまっすぐ進んできた彼女には「お疲れ様！」の声が業界内外から届くことだろう。