なかやまきんに君の初冠番組「きんに君のパワー旅~日本のウマい!を勝手にPR~」(毎週土曜朝10:30-11:00[BSJapanext<263ch>]、翌週朝7:00-7:29[BSフジ])の第3回が、4月20日に放送された。今回は大分県国東市を舞台にパワー食材“しいたけ”をPR。さらにお馴染み九州の筋肉自慢達とおこなわれたマッスル交流では、筋肉を培うための“食”事情が明らかに。
風光明媚な自然に囲まれ、寺社や石仏が残っていることから“仏の里”と呼ばれる国東市。きんに君が山奥を歩いていくと、樹が短く切りそろえられている一画を発見した。そこにいたのは、しいたけの栽培をしている吉武さん。お話を聞かせていただくことに。
「私の名前は吉武(よしぃたけ)」という吉武さんからの小ボケもありつつ、本日のパワー食材“しいたけ”の説明が始まる。スーパーで一般的に売り出されることの多い菌床しいたけだが、吉武さんが栽培しているものは「原木しいたけ」というもの。期間を絞って栽培している「原木」は、菌床しいたけよりも深い味わいが感じられるのだそうだ。
吉武さんは育てたしいたけを、自宅の乾燥機で“乾しいたけ”にして売り出しているという。1年半かけてようやく収穫できる原木を、およそ7万個ほど用意しているということだった。
と、個数の説明の際にきんに君との“謎打ち合わせ”が始まる。改めてきんに君から個数について質問が入ると、「吉武さん、これたくさんありますけど何本くらいあるんですか?」「んん、まあ5、6本くらい…」「5、6本かーい!」といつものきんに君ネタが披露された。が…人を巻き込んで盛大にスベってしまうきんに君。
「すみません…」と謝ることでむしろ笑いが起きるスベリ芸も挟みつつ、きんに君は吉武さんに頼まれてしいたけの採取を手伝うことに。
「どんな風に獲ればいいんですか?」というきんに君の質問に、「どんな風も何も上からもげばいいんだけど…」と吉武さん。するときんに君は「だって(収穫まで)1年半ですよ!?」と、失敗のプレッシャーにタジタジだ。
だがあっさりときんに君の手を取って促す吉武さんに従い、収穫を始めるきんに君。触れただけでわかる身の分厚さに感動しつつ、原木から収穫を続けていく。お手伝いがひと段落すると、しいたけの種駒の駒打ちをやってみるかと吉武さん。するとすかさず、きんに君の「筋肉ルーレット」がスタートした。「おい俺の筋肉!!さあ、体験するのかい!?しないのかい!?どっちなんだい!!」「すー…る!!パワー!!」と今回も素直な目が出た。
駒打ちの体験に来たきんに君が目にしたのは、均等な大きさに切られて並べられたたくさんの原木。きんに君ですら1本持ち上げるのも大変な重さ(20kgほど)だが、お母さんが運んでいるというから驚きだ。
原木にドリルで穴をあけ、そこに種駒と呼ばれるしいたけの菌が詰まったものを打ちこんでいく。たくさんの原木にいくつも駒打ちをおこなうと、風通しが良く日光が直接当たらない山の中へ。そこからおよそ1年半ほどで、原木が完成するという。
駒打ちの作業が終わると、いよいよしいたけ料理を振る舞って頂くことに。今回のパワー飯は、炭火で香ばしく焼き上げた「しいたけの炭火焼き」。1口食べただけで驚きの声を発したきんに君は、「間違いなく今まで食べたしいたけの中でイチバンおいしい!!」と豪語する。
他にもしいたけを刻んで乗せた「しいたけのおにぎり」、からしマヨネーズとねぎを載せた「しいたけのマヨネーズ焼」が振る舞われ、そのおいしさに叫ぶべく空を仰いだきんに君にすかさず「パワ~!」と吉武さん。またもネタを取られてしまったきんに君は、慌てて「ちょっと先に言うのやめてください!!」とお約束のネタを見せるのだった。
本日の目玉・パワーメニューは「しいたけの石づききんぴら」。しいたけの足部分をきんぴらと和えたパワーメニューで、肉部分とは違う歯ごたえとピリ辛の味付けが抜群の相性を見せる。どんな調理法にも合う、まさにパワーたっぷりな食材であるしいたけ。大満足のきんに君は、再びやまびこが響く「パワァー!」を空へと放つのだった。
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