松本若菜 コメント
――オファーを受けたときの気持ちをお聞かせください。
2007年のデビューから18年。40歳という節目で、GP帯初主演のお話を聞いたときの私の第一声は「うそですよね?」でした。ネガティブな感情ではなく、客観的にそう答えずにはいられませんでした。
“焦らず驕らず丁寧に”をモットーに少しでも前に進もうとしていた、そんな葛藤多き20〜30代でしたので、本当に驚きとうれしさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私の人生でまた一つ、今の自分と向き合わせてくれる大切な作品と出会うことになりました。「松本若菜で」と思ってくださった気持ちを、しっかりと役でお返ししたいです。
――原作を読んだ感想は?
コミカルな要素と心地よいテンポで織りなす魅力あふれる作品に一瞬で引き込まれました! 家事をしない主人公のおかげで(笑)、家事との向き合い方や暮らし方がとても勉強になりましたし、家族それぞれの生活スタイルの中に潜む、ユーモアやドキドキ感にすごく魅了されました。
その魅力に満ちた、ひうら先生の描き出すストーリーは、瞬時に私をその世界へと誘い、原作漫画を一気に読了してしまうほど楽しい時間を私にくれました(笑)。
――松本さん演じる西園寺一妃はどのような人物ですか?
西園寺さんはとにかく“家事をしない”ので、夢だった「家事をしないホーム」を愛犬・リキとの生活のために購入! 仕事ではみんなから慕われ、プライベートも昔からの大親友との会話からもうかがえるように、リア充な今どきの女性です。
家事が嫌いなのではなく“家事をしない”のには大きな理由があり、そんなところも楽しみに見ていただけたらうれしいです。
――今回が初共演とのことですが、松村さんの印象はいかがでしょうか?
想像していた通りの松村北斗さんでした。常に一定のテンションで、ボソっと面白いことを言ってみたり、スタッフの方々と会話を楽しまれていたり。私が肩肘張らずにいられたのは、松村さんのお人柄がそうさせてくれたのだと思います。松村さんが演じられる楠見くんが楽しみでなりません。
――“偽家族”になる倉田さんの印象はいかがでしょうか?
ポスター撮りで、撮影前からみんなの心をわしづかみにしたルカ役の倉田瑛茉ちゃん。撮影時に松村さんのお顔に瑛茉ちゃんがシールを貼っていたのですが、貼る場所や向きが素晴らしくて、みんなが「いいね!」って声に出すほど絶妙でした。そんなセンス抜群な瑛茉ちゃんです。
――意気込み、メッセージをお願いします。
皆さまに楽しんで見てもらえるよう、素晴らしいキャスト・スタッフの方々と、最高にすてきなハートフルラブコメディーをお届けしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。
SixTONES・松村北斗 コメント
――オファーを受けたときの気持ちをお聞かせください。
こんなにもたくさんの方が見る作品に、僕を仲間入りさせてくれたことを本当にうれしく思いました。未熟なところがある分、全力で挑みながら作品と共に成長したいと思いました。
――原作を読んだ感想は?
自分の人生には起きていないけれどなぜか共感や納得するところが多く、気が付くと自分も救われている魅力的な作品でした。もちろん人間関係の面白さは最高でした。
――松村さん演じる楠見俊直はどのような人物ですか?
ひたむきな性格というよりは、ひたむきなことが必要となり、そこにのめり込んでいった毎日を必死に生きている人だと感じました。
――今回が初共演とのことですが、松本さんの印象はいかがでしょうか?
初めてお会いしてすぐに頼りになる心の強さがある方だと分かりました。たくさんいいところを盗んでいきたいと思います。
――娘役の倉田さんの印象はいかがでしょうか?
すぐに心を開いてくれました。飾らない強さで現場をリードするのは、実は彼女かもしれないと感じました。
――意気込み、メッセージをお願いします。
毎週楽しい時間と、共感から生まれる救いを感じてもらえると思います。軽やかな気持ちで毎週見ていただければと思います!