BE:FIRST「決まっていた」ドームライブ…2年4カ月で有言実行
3分時間をください…メンバー7人がSKY-HIへの思いを語る
スクリーンにLEOが映り、「今日この瞬間だけ、僕たち7人に3分時間をください」と丁寧に断りを入れてから、7人からSKY-HIへのメッセージ映像が流れた。
SKY-HIが勇気と危機感を持って「THE FIRST」を立ち上げなかったら今の自分たちは存在しない。心からの感謝の気持ちとこれからを約束する言葉がそれぞれの口から語られた後、「THE FIRST」のテーマソング、「To The First」のイントロが流れた。
SHUNTOが「あの日夢物語と笑われた その夢を超えるため走り出そう」と歌い、今まさに夢を超えていこうとする7人の姿が目に入る。JUNONが「その炎を燃やせ」と歌い、ステージから勢いよく炎が上がった。
公演は後半戦へ
後半戦はバンドセットだ。ヘビーなバンドアンサンブルが轟き、「BF is…」へ。MANATOの美しくも勇猛なボーカルが、再び狼煙を上げる。熱気が充満する中、SHUNTOが「これなしじゃ終われねえだろー!!」と体を前に倒しながら叫び、「Brave Generation」。
MANATOは背中を向け、自らが着用したライダースジャケットのバックに刻まれた「SINGING FROM THE EAST SIDE TO THE WEST SIDE」というメッセージをアピールした。
RYOKIは「不安定を謳歌して シナリオ踏み付けろ」と歌ってカメラを指差し、「この先が見たいんだろー!!」と絶叫。7人の熱が混じり合うことで無限に熱が高まっていくようなケミストリーが生まれていた。
ドームでも最新形を見せつけた「Betrayal Game」のパフォーマンス
MANATOが英語で曲紹介をし、「ONE PIECE CARD GAME×BE:FIRST COLLABORATION SONG」として書き下ろされた「Set Sail」を、本公演で初披露。SHUNTOの「Pull the triger」もばっちり決まり、7人とオーディエンスでヘッドバンギング。早速、即効性の高さを見せつけた。
不穏なベース音が聴こえ、「Betrayal Game」へ。色気も迫力も野性味も切迫感も見る度に全方位が進化している「Betrayal Game」だが、ドームでも最新形を見せつけた。
RYOKIの、声をからさんばかりのシャウトと共に「Scream」へ。JUNONはライダースをはだけさせ、ほぼタンクトップ姿ですごんでみせる。RYOKIの高らかな笑い声、圧巻のダンスブレイク、SHUNTOのデスボイス…。
熱狂の中、7人がアリーナ中央のセンターステージから花道を歩いてメインステージに戻る途中、SOTAとRYOKIが激しくアジテートすると5万人が腕を突き上げ、冷静にさせることをはばむSHUNTOの絶唱が響いた。