カフカのリベンジエピソードとなった今話。ハイライトとなったのは、やはり終盤の怪獣討伐のシーンだろう。解放戦力46パーセントという、すでに小隊長レベルのキコルは他の受験者を置き去りにして、全ての見せ場をかっさらっていく。
一方、アラサーゆえか、それとも怪獣になってしまった影響なのか。いくら気張ってもスーツ適性ゼロだったカフカはレノとともに解体業の経験を生かしてサポート役に徹するが、それも束の間のこと。潜んでいた余獣に死角から襲われて、あっけなく重傷を負ってしまう。
間一髪キコルに助けられたものの、カフカは左足を含め複数個所を骨折。保科副隊長からはリタイアを勧められるが、それは絶対に受け入れられないものだった。必ずミナの隣に立つ。もう二度と夢を諦めないという強い意志で立ち上がる。すると、これまで無反応だったスーツの解放戦力は0.01%に。
アニメオリジナルの追加演出に、「カフカの執念を感じさせる0.01パーセント!」「原作よりカッコよくなってる!」「すごいぞカフカ!たった0.01でも何かが変わるはず!」など、SNSでは現実に抗うカフカの姿に興奮の声が飛ぶ。選抜試験合格に向け、ここから逆転の目はあるのだろうか。
放送後には、「怪獣の力を使わずに突き進むことができるのか、カフカの背中に夢見てしまうな」「辛酸続きのカフカ。経験と志が原動力となり、どんな逆転劇を見せてくれるのか」といったカフカに期待する声が多数集まる。さらに、「発破をかけるキコル。案外いい子かも?」「レノは本当にいい保護者」「カフカ→ミナ、分かる。ミナ→カフカはどう思ってるのかね?」など、キャラクターそれぞれにも様々な感想が寄せられていた。
■文/鈴木康道
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