小田井涼平がMCを務める「小田井涼平のあい旅」(毎週木曜夜8:00-9:00、BSJapanext<263ch>)。4月25日の放送回では、前回に引き続きゲストに20th Centuryの坂本昌行が登場した。富士山周辺を巡る旅のなかでは、天然記念物「富岳風穴」にある“氷のなかで流れる水”に驚かされた。
今回、旅の冒頭では、ボートの上で景色を堪能する小田井と坂本の姿が映し出される。小田井が「すがすがしい!ホンマ深呼吸したなりますよね」と朝の新鮮な空気を楽しんでいると、坂本もうなずきながら「こんな気持ちいい朝初めてかもしれない」と嬉しそうに笑顔を見せた。
一方でボートを漕ぐ小田井は、男2人でボートの上から旅をスタートさせることを心配していたことをもらす。実は坂本も同じく不安だったようで、シチュエーションに対して「初めてだけど俺(笑)」と吹き出す。
旅のスタートを切った2人は、前回宿泊した山梨・根場地区にある古民家「ルードフィールド」で朝食を取ることに。2人の目の前には、みそ汁と弁当が用意されていた。それを見た坂本は、「朝のボートからのこの朝ご飯…、ちょっといま泣きたいもん。俺」と喜びをあらわにする。旅でしか味わうことができない特別な体験に感動したようすだ。
小田井と坂本は、「せーの!」と声を合わせて弁当のふたを御開帳。地元食材を使用した色とりどりのおかずが入った弁当を見て、坂本は「日本人の僕らでさえ嬉しいのにさ、海外の人はもっとうれしいでしょ」と絶賛。小田井も坂本の言葉に同意する。
見た目に負けない味わいの弁当を、どんどん食べ進めていく2人。その途中、小田井から坂本へ「おみそ汁を作りますか?」という質問が飛び出す。すると坂本は「作ります!」と即答。坂本は作品の稽古に入ると毎日みそ汁を作ると話し、「具材を毎日代えることが楽しみ」だと明かす。
そこで驚かされたのは、坂本がみそ汁に「キムチ」を入れることにハマっていたというエピソード。「キムチ!?」と驚く小田井に、坂本は「ラー油入れたり」とアレンジレシピも紹介するほどハマっていると話す。坂本の話を聞いた小田井は、「好感度上がるな…(笑)。俺も今からみそ汁作るって言おうかな」と言って、笑いを誘った。
朝ご飯を食べ終えた小田井と坂本は、優雅なコーヒータイム中。次はどこへ行こうか相談していた2人の元に、古民家「ルードフィールド」の代表がやって来る。小田井らが「おすすめの場所」を聞くと、代表は「おすすめのガイドさんがいる」と情報をくれた。2人はさっそく、すすめられたガイドがいる場所へと向かう。
雪の残る道を歩く小田井と坂本の耳に、「おはようございます!」と大きな声が届く。その声の主は、代表が薦めるガイドの男性だった。まだ距離のある時点から、ガイドの男性に「めっしーだよ!」と自己紹介される小田井と坂本。
小田井はガイド“めっしー”の距離の詰め方に対して、「ふなっしーと一緒(笑)」と鋭く突っ込む。坂本も同じキャラを想像していたようで、笑みをこぼした。ともあれガイドの男性と合流した小田井と坂本は、神秘の森と呼ばれる青木ケ原樹海にある天然記念物「富岳風穴」を目指すことに。
「富岳風穴」は総延長201m、高さ8.7mの洞窟。なかは狭くなっており、背の高い小田井と坂本は体を丸めながら奥へと進む。「低っ!ちょっと待って、俺大変やな」と思わず声を出す小田井へ、坂本は「気を付けてよ」とスマートに声をかける。
苦労した先にあったのは、幻想的なまでの“氷の景色”。小田井と坂本は「すご…!」と、思わずリポートを忘れて言葉を飲みこんでいた。美しい氷のなかを、溶け出した水が流れていく。驚きの光景を見た小田井は、「こんなん冷酒やん…!」とおなじみの独特な表現でぽつり。ガイドの男性の「ここで飲みたいですよね」という言葉に、坂本もうなずいていた。
その後も、ガイドの男性からわかりやすく説明を受ける小田井と坂本。坂本は感じ入ったように「自然があってこそのお水じゃないですか。富士山からできたお水、氷がどれだけ貴重なものなのかということを感じる」としみじみコメントする。「富岳風穴」を訪れたことで富士山の湧水がいかに貴重で、神秘的なのかを再認識したようだ。
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