伊原六花“優香と一線を越えた田村健太郎“井川”が、加藤千尋“弘子”に別れを告げる<肝臓を奪われた妻>
これまでの放送では――
優香(伊原六花)の思惑や行動、そして復讐までもが光星(桐山漣)に見透かされていたことに焦りと恐怖を覚える優香。そんな優香を心配し、自らの思いを告白した小栗(戸塚純貴)。まっすぐな小栗の思いは優香の心に届きかけるが、自らの過去と果たしたい復讐の狭間で揺れてしまう。
一方、優香の協力者・黒田(原田龍二)は、光星の母・聖子(櫻井淳子)を順調に誘惑していく。
るり子(水崎綾女)の浮気相手・玉木(夏生大湖)もまた、優香に夢中になり、るり子との関係は不安定に。全ては優香にとって順調に進んでいるかに思えたのだが…。
そんな折、井川(田村健太郎)が弘子(加藤千尋)との結婚を報告しに優香の元を訪れる。感謝と別れを告げる井川。光星の策略によって奪い返されてしまった井川に対し、優香はついに覚悟を決める。
第6話では――
復讐をやり遂げるため、ついに優香(伊原六花)は井川(田村健太郎)と一線を越えた。一夜明けて、元気に働く優香の様子に違和感を覚える春美(猫背椿)。心配になり声をかけるが、優香は満面の笑みで応えるだけだった。
優香と一夜を共にした井川もまた、弘子(加藤千尋)と別れることを決意する。以前とは明らかに変わった井川の態度に、驚きを隠せず、醜態を晒す弘子。その姿を遠くから見つめながら、優香の口角はゆっくりと上がっていった。
一方、ジムを解雇された玉木(夏生大湖)のもとに、るり子(水崎綾女)が現れ、お金と甘い言葉で屈服させる。そして、るり子は玉木を連れて優香の花屋を訪れ、見せつけるように勝利の花束を買っていくのだった。
勝ち誇ったるり子の後ろ姿を見つめる優香。しかしその眼差しは強く。更なる復讐の連鎖を求めて、優香はあるメッセージを弘子に送る。それは中村家崩壊の序章となるメッセージだった。
――という物語が描かれる。