<戦隊大失格>さすが「五等分の花嫁」作者・春場ねぎ…タイプの違う美少女が大量登場にSNS沸騰

2024/05/13 17:19 配信

アニメ レビュー

「戦隊大失格」第5話より(C)春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」製作委員会

テレビアニメ「戦隊大失格」(毎週日曜昼4:30-5:00、TBS系/ディズニープラスで全話独占見放題配信)の第5話「いま、大戦隊のなかで」が、5月12日に放送・配信。戦闘員Dが大戦隊に潜入したことで、新たに「五等分の花嫁」をほうふつとさせる美少女たちが多く登場し、SNS上でアニメファンが沸き立った。(以下、ネタバレがあります)

「戦隊大失格」とは


同作は、連載が終了した現在でも根強い人気を誇る「五等分の花嫁」の春場ねぎが、新たに世に放った予測不能な異色のヒーローバトルコミックをアニメ化したもの。毎週末に地上侵攻を繰り返して敗れ去る怪人の下っ端戦闘員・戦闘員D(CV:小林裕介)と、ヒーロー像とはかけ離れた竜神戦隊ドラゴンキーパーとの対決を描く。「毎週末、地上に侵攻して敗れ去る」という出来レースに嫌気が差した戦闘員Dは、実際にドラゴンキーパーを倒すため地上へと降り立ち、なんとかドラゴンキーパーに近づこうと奮闘する。

大戦隊と怪人の戦いを終わらせるという目的のために桜間日々輝(CV:梶田大嗣)と手を組むことにした戦闘員Dは、日々輝が姿を隠している間に、日々輝に擬態して大戦隊に潜入する。無所属隊員たちが暮らす「パイロンの巣」では、日々輝の同期・来栖大和(CV:逢坂良太)や雪野アンジェリカ(CV:鬼頭明里)、明林恋蓮(CV:黒沢ともよ)、薄久保天使(CV:三上枝織)、石川宗次郎(CV:濱野大輝)、七宝司(CV:清水優譲)、獅音海(CV:小野友樹)、浦部永玄(CV:山下誠一郎)、小熊蘭丸(CV:野津山幸宏)らと遭遇。さらに、日々輝の姉でピンクキーパーの桜間世々良(CV:M・A・O)、日々輝の部屋に隠れていた戦闘員XX(CV:羊宮妃那)も登場するなど、多くの新キャラクターが現れた。

誰を推すべきか悩むレベル…


特に、雪野や明林、薄久保、世々良、戦闘員XXといった(見た目が)女性たちは、それぞれにタイプが異なるながらも美少女ばかりで、どのキャラクターを推そうか迷ってしまうほど。さすが「五等分の花嫁」で世のアニメファンを「誰推しになるか」で悩ませた春場だ。彼が作り出す魅力的なキャラクターたちは、ビジュアルもさることながらしっかりとタイプ分けされた性質&性格で、痒い所に手が届くように要所要所で視聴者の琴線に触れてくる。

“ツン”な雪野、ちょっとギャルっぽい明林、引っ込み思案な薄久保、二面性のある世々良、粗野だが真っすぐな戦闘員XXというように、「五等分の花嫁」以上にキャラ設定で“刺して”くる。とにかく、見ていけば誰かには心をつかまれてしまうのだ。そんな魅力的なキャラクターたちをYostar Picturesが圧倒的な映像美でアニメにし、主役級の声優陣が声で命を吹き込んでいる。

SNSでも、「絵が上手いというか、キャラビジュアルが良い!」「キャラがみんなかわいいのは、さすが春場ねぎ先生原作だからかな」「新キャラ続々登場ながらも全員個性が強すぎるw」「主役級声優を惜しげもなく使う」「(戦闘員XXは)癖強でかわいいんだけど」といった感想があふれた。

一方で、恋愛ものの「五等分の花嫁」と全く違うジャンルの作品であるため、美少女たちの内面が描かれていくにつれて、それぞれ個性が強過ぎることが判明。心から“推す”ことはできないかもしれないが、ひと癖もふた癖もある美少女たちの動向が気になってしまうという、また違った“沼”にハマることだろう。

◆文=原田健

「戦隊大失格」第5話より(C)春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」製作委員会

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