高橋慶彦「彼とは性格の問題」 金石昭人も頷く、ライバルとの“バチバチ”な現役時代<ダグアウト!!!>

2024/05/14 12:00 配信

バラエティー レビュー

“いまとは違う”時代の変遷を知る思い出話


昔のスポーツ選手は、同門同士でもバチバチのライバル関係にあった。いまはどこのチームもフレンドリーな雰囲気があって、SNSを通じて外部との交流も盛んだ。しかし食うか食われるかというピリついた雰囲気のなかで、切磋琢磨と競り合っていた昔の雰囲気も好きという人は少なくないだろう。

プロたるもの、私情を置いて最高の連携を発揮するべき。だからこそ、「実は反りが合わなかった人物」といった話は貴重だ。球団内部の情報があまり表に出てこなかった時代のファンからすれば、“いまだから”と本人たちの口から語られて初めて知る事実も多いはず。特に「誰と誰が不仲」などのネガティブな情報ともなれば、積極的に話すことでもないためだ。

仲良く過ごすに越したことはないが、「チームメイトは全員ライバル」というくらいバチバチの距離感もまたプロならでは。プロであっても過熱指導がなくなり、チームメイトの仲は好調になり、上下のパワハラも少なくなっている。そうした時代の変遷を知るためにも、こうした“いまとは違う”思い出話はどんどん掘っていってほしいものだ。