FRUITS ZIPPERが、5月19日に東京・日本武道館で「FRUITS ZIPPER 2nd ANNIVERSARY 超めでたいライブ~NEW KAWAII~」を開催。初の日本武道館2days公演2日目のライブ本番前にメンバーの月足天音、鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエルが囲み取材に応じ、初日の手応えや結成3年目の目標などを語った。
原宿から「NEW KAWAII」を発信
“ふるっぱー”の愛称でも知られるFRUITS ZIPPERは、アソビシステムが手掛ける、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生した7人組アイドルグループ。「原宿から世界へ」をコンセプトに、多様なカルチャーの発信地、個性の集まるファッションの街・原宿から「NEW KAWAII」を発信していく。
初日の公演では新曲「虹」を初披露し、9月からの全国ホールツアー(12都市13公演)開催、今回の日本武道館公演の映像作品化(9月18日[水]発売予定)も解禁。初の武道館で「緊張していた」というメンバーもいたが、7人はセンターステージで気負わず堂々と、かわいらしくパフォーマンスし、会場を沸かせた。
初日を終えた感想を聞かれ、月足は「人生でこの武道館の敷地に足を踏み入れたのは昨日(5月18日)が初めてだったんです。ずっと福岡に住んでいて憧れていた場所だったので、うれしかったのと、初めて武道館に立つのがこのメンバーで良かったなと思いました」と、来場も含めて“人生初の武道館”に感慨深い表情を。
松本、センターステージは「ずっと楽しい気持ちでした」
また、松本は「センターステージが初めてだったので練習の時とは違って、どこを向いてもみんな(ファン)がいて、どこを見てもみんなが楽しそうにしているのがいっぱい見えて、ずっと楽しい気持ちでした」と、センターステージでのライブということで360度観客に囲まれた状態でのライブに感激した様子。
同じく早瀬もセンターステージでのライブに力をもらったようで「(新しい学校の)リーダーズ先輩のライブ(2024年1月に同じく初の日本武道館センターステージでライブを開催)を見に行って、格好良くて、同じように格好いい姿を見せられるかなって不安だったんです。いざステージに立ってみたら、最初は緊張してしまったんですけど、360度ファンの皆さんの愛を感じながらパフォーマンスができて、最終的には楽しいが勝って。本当にすてきな思い出になりました」と振り返った。
一方、仲川は日本武道館でのライブのイメージについて「自分がアイドルとして武道館に立つときは卒業とか、解散みたいな、もうやりきりました!という場所になるのかなとずっと思っていたんです」と打ち明け、「実際自分たちがFRUITS ZIPPERでステージに立ってみたら、まだまだもっと上に行けるなと感じました。FRUITS ZIPPERにとって武道館は通過点だし、もっと大きな場所でもっといろんな人に幸せを届けられるようになりたいなと思いました」と、さらなる高みを目指すことを誓った。
初日のライブでは、9月からの全国ホールツアーの開催も発表されたが、ツアーへの意気込みを聞かれると、鎮西は「FRUITS ZIPPER初めての全国ホールツアーです。私たちのファンの皆さんって本当に全国、海外もそうなんですけどたくさん地球にいてくださって。私たちは東京とか都市で(ライブを)やることが多いんですけど、『いつかみんなが住んでいる所に行きたいね』ってメンバーでも言っていて。東北だったり、四国だったり、行きたいなと思っていたので行けることがうれしいです。個人的には神戸で生まれたので神戸でライブできるのがすごくうれしいです」と、全国各地のファンに会いに行けることを喜んだ。
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