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森山直太朗・初の音楽監督作は“麻薬”のような純愛映画!?

2010/01/17 14:42

映画「真幸(まさき)くあらば」の舞台あいさつに出席した奥山和由氏、ミッキー・カーチス、久保田将至、尾野真千子、森山直太朗、御徒町凧、高山由起子(写真左から)
映画「真幸(まさき)くあらば」の舞台あいさつに出席した奥山和由氏、ミッキー・カーチス、久保田将至、尾野真千子、森山直太朗、御徒町凧、高山由起子(写真左から)

歌手の森山直太朗が初めて音楽監督を務めた映画「真幸(まさき)くあらば」が9日、初日を迎え、森山と出演者の尾野真千子、久保田将至、ミッキー・カーチス、御徒町凧監督、製作の奥山和由氏が都内で舞台あいさつを行った。

本作は、森山のデビュー作「さくら(独唱)」('03年)以後ほぼ全楽曲を作詞した詩人・御徒町監督の初監督作となる純愛映画。強盗殺人事件を犯した死刑囚・南木野淳(久保田)と被害者の婚約者・川原薫(尾野)の交流を描く。

モデルとして活躍し、本作が初の主演映画となる久保田は「無事に初日を迎えられてうれしく思っています。まさかこんな大きな舞台であいさつできるとは思いませんでした。女性の方が多くて緊張しております」と慎重に言葉を選びながら、初々しいあいさつ。

尾野は「究極の愛を演じたつもりなので、それを少しでもいいから感じて帰ってほしいです。2、3回見に来てください」と笑顔でアピールした。

囚人役を演じたミッキー・カーチスは「おれは役を演じる前に実際に経験してみるんですね。ホームレスの役だったらホームレスを4、5日やってみたり。でも、さすがに死刑囚は経験できないわ。覚悟しろよ。はっきり言ってゆがんでるから、この映画」と観客をあおり、会場を沸かせた。

森山は「音が入っていないものを見せていただいた時、僕もゆがんでるなと感じたことがたくさんありました。でも、画面から伝わってくる役者さんの緊張感と、スタッフさんの情熱に感化されて、そこから自分が耳を澄まして聞こえてくるものを音楽にしました。とにかく感じてもらえたらいいなと思います」と音楽監督としての真剣な思いを披露した。

10年という月日をかけて、同企画を作り上げたという奥山氏は「体全体の細胞が活性化する、体にいい麻薬のような映画です。ただ、体に合わない方もいると思います。そういう方は、最後に森山直太朗さんの解毒作用たっぷりの優しい歌が流れます。この音楽で合法的な麻薬体験を気持ちよく楽しんでください」と熱のこもったメッセージを送り、客席を盛り上げていた。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

映画「真幸(まさき)くあらば」
新宿バルト9ほかにて全国順次公開中

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