吉田羊、主演連続ドラマ第2弾決定に「死ぬほどうれしかったです」

2017/09/06 14:00 配信

ドラマ インタビュー

「コールドケース ~真実の扉~ シーズン2」に出演する光石研、三浦友和、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一(写真左から)

2016年にWOWOWプライムにて放送された「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」の、シーズン2の制作が決定した。

本作は吉田羊を主演に迎え、アメリカ・CBSの大ヒットシリーズ「コールドケース」を世界で初めてリメークしたクライム・サスペンス。フィラデルフィアから神奈川県に舞台を移し、未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描く。9月6日には「シーズン1」のBlu-ray&DVDも発売された。

今回、都内で行われた取材会に神奈川県警捜査一課のメンバー・吉田の他、永山絢斗滝藤賢一光石研三浦友和が出席。「シーズン2」への意気込みや、「シーズン1」での思い出などを語ってもらった。

このまま続けばいいな…とひそかな期待


――久々に再集結されていかがですか?

吉田:久々って感じがしないですね。あの時の感じに戻れるというか、ああこういう空気だったなと懐かしく思います。

――今回シーズン2の制作が決定しましたが、続編が決まった時のお気持ちと、期待したいことをそれぞれ教えてください。

吉田:本当に大好きな作品なので、決まった時は死ぬほどうれしかったですし、オリジナル版がシーズン7まであるので、このまま続けばいいなという期待をひそかに抱いています。

また、シーズン1では百合(※吉田演じる警部・石川百合)のパーソナルエピソードが描かれましたが、まだ細かく描かれていない捜査一課の他のメンバーのエピソードもシーズン2で見られたらうれしいです。

三浦:捜査一課は事件の説明が多くなってしまうので、一人一人の個性がもっと際立ってくるといいなと思います。あとは時代を表す挿入歌に(シーズン1は洋楽が中心だったので)日本の楽曲ももっと使われると面白いと思います。

永山:(シーズン2の制作を聞いて)とてもうれしかったです。シーズン1では少し固くなって頭で考え過ぎていたところがあり、皆さんの胸を借りていたので、(シーズン2では)もっと自由に肩の力を抜いてできたらいいなと思います。

滝藤:体を鍛えているのでぜひシャワーシーンを披露したいです(笑)。あとボクシングを始めたから格闘技シーンも(笑)。

一同:(笑)。

光石:放送時に番宣を収録した時、緊張し過ぎてタイトルを「コールドゲーム」と大声で言ってしまい、シーズン2は呼ばれないだろうなと思っていたんですけど(笑)。5人のメンバーの中に入れていただき本当に幸せに思っています。

そして監督をはじめスタッフの皆さんとまた会えるのが楽しみで仕方ないです。

シーズン1の手応えを実感


――シーズン1の「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」の放送から約1年がたちますが、周りからの反響や、今回のBlu-ray&DVD化に期待したいことを教えてください。

吉田:オンエア後、周りからの反響が大きくて「とにかく面白い。まるで映画のような映像美で、毎回のゲストが豪華でワクワクした」という声を頂きました。そして何より「百合という役が合っていたね」という声を頂きました。私自身もそれを感じていて、自分と役の境目が分からなくなるくらいのめり込んだ役でした。

あとはこの5人のチームのバランスが本当に良くて、スタッフさんもプロの集団で妥協しないクリエーティブな現場だったので、そういう現場の雰囲気も作品に反映されて結果的に視聴者の方への良い反響につながったのかなと思います。

三浦:見てくれた友人からの評判は非常に良かったです。本当に吉田羊さんが役にピッタリでした。オリジナル版を見ていても、主人公の顔がダブってくる感じがしたので、本当にベストキャストだったのでしょうね。

永山:僕も周りにオリジナル版のファンがいて、撮影している時も「どうなの? 面白いの?」とあおられたりもしたんですが、実際にオンエア後に見ていただいてすごく面白いと言ってもらえました。

滝藤:自分が演じた役が好きなので、レンタルで多くの人に見ていただき、この先のシーズン3、4と続けていきたいです。

光石:本当にこの作品は現場が楽しくて、このメンバーの中に入れていただけたことが幸せですし、監督をはじめスタッフの皆さんが素晴らしい仕事をしてくれる人たちで、このチームワークを多くの人に見てもらいたいです。