高橋一生が熊野・三山を巡る旅へ!親友・瀬戸康史が旅をサポート
9月13日(水)夜7時から「美しい日本に出会う旅」(BS-TBS)が2時間スペシャルで放送される。番組は、知られざる日本の美や伝統を紹介する旅番組。
今回は、普段番組でナレーターを務める高橋が実際に伊勢・熊野山を目指す旅に出る。代わって、高橋とプライベートでも交流があるという瀬戸康史がナレーターを担当。瀬戸は、高橋が巡った数々の名所の豆知識を紹介し、高橋の旅をサポートする。番組内では、高橋が旅の道中、ナレーターの瀬戸に対し「康ちゃん」と呼びかける場面もあり、2人の仲の良さも伺える。
旅の始まりは、太陽の神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祭る伊勢神宮。高橋が伊勢神宮へ訪れたのは2回目だという。「前回来た時は夕方だったから、早朝に来れてうれしい」と語る高橋は、毎日伊勢神宮へお参りをしているという地元の方に『お伊勢参り』の方法を教えてもらう。地元の方だからこそ知る3つの参拝スポットを巡り、早朝のお伊勢参りを満喫する。
お伊勢参りの後に訪れたのは、鳥居前町のおはらい町。レトロな街並みの中にたたずむ、赤福本店で出来立ての『赤福』を味わう。赤福のあんの模様に隠された驚きの真実に、高橋も「知らなかった…!」と感動。甘いものに目がない高橋は、出来立ての赤福のとりこに。
空腹になり始めた頃、高橋が訪れたのは伊勢と熊野の中間地点、尾鷲。“エビの街”として知られる尾鷲で、さまざまな種類のエビを扱っている鮮魚店を訪ねる。初めて見るガスエビや、高級テナガエビを試食させてもらい、新鮮な味に感激。さらに、地元民だからこそ知る、エビを使ったおすすめのレストラン情報も入手。早速訪ねると、店のエビ料理のレパートリーの多さに高橋もびっくりする。
エビを堪能した後は、尾鷲の南・七里御浜へ。
尾鷲から内陸部へ入ると、“日本一の棚田景観”と名高い丸山千枚田に出合う。昭和50年代以降の過疎・高齢化により、棚田の数が530枚まで減少してしまったこともあるというこの棚田は、地域住民らの努力によって現在は1340枚にまで増えた。
「見慣れている中で綺麗な景色を探すのが楽しい」と語る農家の方に“絶景スポット”を紹介してもらった高橋は、その大パノラマの迫力に思わず目を奪われる。高橋もお気に入りのスポットを発見し、自ら写真撮影。高橋が気に入ったスポットから見えるのは、いったいどんな絶景なのか。
数々の名所を巡った一日の終わりに訪れたのは、開場1800年、日本最古の温泉といわれる湯の峰温泉。古くから、熊野へ詣でる前に人々が身を清めたという由緒ある温泉で旅の疲れを癒やす。
湯の峰温泉で一泊した高橋は翌朝、世界最古の共同浴場といわれるつぼ湯に浸かる。天然岩のお風呂を板で囲った、小さなつぼ湯で身を清め、熊野参拝に備える。2人入るのが精いっぱいの小さなつぼ湯は、一日に7回もお湯の色が変化するといわれる不思議な湯だ。
身を清めてから訪れたのは、熊野本宮大社。来世を救済する阿弥陀如来を祭る熊野本宮大社で、宮司に由緒やご利益について話を聞く。本宮の地に神が祭られたのは、約2000年前。古くから人々のあつい信仰に支えられた聖地で、高橋はパワーをもらう。
また、高橋は過去世を救済する薬師如来が祭られている熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)や、現世を救済する千手観音を祭る熊野那智大社へも足を運ぶ。熊野那智大社では、創建1700年の大切な節目を迎え、白玉石を内庭の特別な場所に奉納することができ、高橋も神職の案内で奉納する。
旅の締めくくりは、那智大社の御神体である那智の滝へ。日本三大名滝の一つである那智の滝は、落差日本一を誇り、その迫力に高橋は圧倒される。
2日間にわたり、海山の恵みや、絶景、歴史ある日本のさまざまな美しさに出合った高橋。
今回の旅について高橋は「旅では、行く先々でたくさんの人との出会いがありました。俳優の仕事をしていると、自分だけの世界に入ってしまいがちですが、このように旅を通じて人と出会っていくことは大事だと改めて感じました」と語る。
さらに、「いつもナレーションでは、日本の素晴らしい風景を僕と一緒に旅している気持ちになってご覧いただきたいと心掛けているのですが、今回は実際に旅に出ていますので、さらにその土地や歴史、人々に迫った描写で皆さんにお伝えできると信じています。ぜひじっくりとご覧ください」と、アピールした。
高橋が旅で出会った日本の“美”の全貌は、9月13日(水)夜7時から放送の番組で明らかになる。
毎週水曜夜8:00-8:54
BS-TBSで放送
※高橋一生出演回は9月13日(水)夜7時から2時間スペシャルで放送