ジャッキー・チェン主演「ライド・オン」を最速レンタル独占配信、元声優・石丸博也氏が“レジェンド吹替版”として限定復活
ジャッキー・チェン主演アクション映画「ライド・オン」が、7月26日より動画配信サービス「Hulu」にて最速レンタル独占配信スタート。また、Huluでは「プロジェクト・イーグル」「プロジェクト A」「ポリス・ストーリー/香港国際警察」「少林寺木人拳」「スパルタン X」などジャッキー出演作品を見放題配信中。
ジャッキー・チェンのメモリアルイヤーを飾る「ライド・オン」
「燃えよドラゴン」、そして初主演作「タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章」から50年、“世界のアクションレジェンド”としてエンターテインメント界を牽引してきたジャッキー・チェン。「ドランクモンキー 酔拳」日本初上陸から45周年、そして70歳を迎える節目の年に彼の人生の集大成といえるアクション超大作「ライド・オン」が2024年5月31日に日本公開された。
本作は、ジャッキーのほぼ全ての出演作において長年、日本語吹き替えを担当してきた声優の石丸博也氏が“レジェンド吹替版”として限定復活。石丸氏は2023年3月末をもって声優業を引退したが、ジャッキーの50周年記念である本作のために満を持して限定復活。
さらに本作では海外プロモーションを実施しなかったにもかかわらず、「日本の“友達”(ファン)に会いに行きたい」という日本愛あふれるジャッキーたっての希望により、日本限定で、映画「1911」以来となる13年ぶりの公式来日が実現した。急遽実施が決定した来日舞台挨拶のチケットは約2500席が販売開始5分で完売するほど注目を集めた。
そんな本作では、ジャッキーの代名詞である迫力満点のアクションが健在。路面電車、食堂、山岳、城など、様々なシチュエーションでパワフルなアクションを披露。レジェンドアクションスターとしての貫禄を改めて感じさせる。
さらに、世界的アクションスターのブルース・リーの出世作「ブルース・リーのグリーン・ホーネット」(1975)のキャラクターを彷彿とさせる、黒い仮面のヒーローに扮するシーンやジャッキーが主演と監督を務めた「プロジェクト・イーグル」(1991)の衣装を再びジャッキーが身に纏ったり、「プロジェクト A」(1983)や「ポリス・ストーリー/香港国際警察」(1985)などの名シーンの映像が劇中で使用されていたりと過去の名作をオマージュした要素が随所に散りばめられており、ジャッキーのアジア・アクション全体への大きなリスペクトを感じる作品にもなっている。
ジャッキーと愛馬・チートゥとの共演が見どころ、「ライド・オン」ストーリー
香港映画界伝説のスタントマンと言われたルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)はケガをきっかけに第一線を退き、現在は借金取りに追われながら中国の撮影所に住み込み、愛馬・赤兎(「チートゥ」)とエキストラなどの地味な仕事をこなす日々を送っていた。
そんなある日、チートゥの元持ち主であった友人ワン(レイ・ロイ)の債務トラブルが原因で、チートゥが借金のカタの一部として連れ去られてしまう。
困ったルオは法学部に通う一人娘のシャオバオ(リウ・ハオツン)を頼ろうするが、スタントの仕事に没頭するあまり家庭を顧みなかったルオは妻と離婚、以来シャオバオとも疎遠になっていた――。
一度は疎遠になってしまった愛娘・シャオバオとの間で描かれる、不器用な親子の再生の物語には、鑑賞後から「これほど心揺さぶられ涙が止まらなかったのは初めて」「ジャッキーと自分を重ねて感動した」などと絶賛の声が相次いだ。
また監督が本作で最も力を入れたと語る、ジャッキーと愛馬・チートゥとの共演も見どころの一つ。監督が「ジャッキーとチートゥは親子であり、兄弟で、師弟でもある」と語っているように、チートゥがいたからこそ実現したダイナミックでスリリングなアクションシーンが多数描かれている。