吉谷彩子&浅川梨奈、役への入り込みに感銘…伊藤Pが明かすキャスト陣の素顔<どうか私より不幸でいて下さい>

9話からは姉・景子の復讐劇が開幕


――伊藤Pが特にお気に入りのシーン、またはせりふはありますか?

8話のラストシーン、景子のモノローグで「また幸せが崩れていく」というセリフがあるのですが、その時の吉谷さん演じる景子が見せる絶望の表情が素晴らしいです。幸せを掴みかけた時こそ、失う可能性も出てくるという、実生活で起こったとんでもなく精神に響くようなことをドラマ内において吉谷さんは見事に体現してくれました。9話からは、そんな幸せの絶頂から不幸へ落されてしまった姉・景子の妹・志保への復讐劇を楽しみにご覧ください。

――原作を実写ドラマ化するにあたって、苦戦したことや大変だったことはありますか?

そもそも面白い小説と漫画なので、ドラマ化において「全11話でどのようにシーンを取捨選択をすれば面白さを損なわずに描けるか?」は考えました。

「ドラマなりの答えを楽しみにしていて下さい」


――「どうか私より不幸でいて下さい」だからこそと胸を張れる、すてきなポイントや作品としての強みがあれば教えてください

見どころの一つは志保の心の声です。誰もが思っていても、とてもじゃないけど声にできない事を浅川さんが見事に表現してくれているので、共感できるポイントだと思っています。

――視聴者からSNSの反応をどのように感じていらっしゃいますか?

こんなにドロドロしているドラマなのに、皆さんが心待ちにしてくれていることです。実生活で出来ない復讐を本ドラマで疑似体験しているのかなと感じています。

――最終回に向けての見どころと、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします

最終回で全ての復讐を景子は果たします。それに至るまでの伏線が至る所に散りばめられているので、ぜひドロドロした姉妹のマウントバトルの果てにある、ドラマなりの答えを楽しみに観ていただければと思います。