黒木メイサ“五味”が“顔に傷のある男”を現行犯逮捕するも、取り調べで苦戦する<降り積もれ孤独な死よ>

2024/08/31 05:00 配信

ドラマ

これまでの放送では――


「あなたは、何をしたんですか…?」花音(吉川愛)と再会した冴木(成田凌)は、思わず問いかけていた。マヤ(仲万美)が殺害されたことや、美来という少女が行方不明になっていること。そのどちらにも花音の関与が疑われているからだった。ところが、花音は「もう、冴木さんを巻き込むつもりはありません」と言って、行ってしまう。

同じ頃、灰川邸のそばで白骨化した遺体が発見された。森(山下美月)は、これが美来ではないかと心配する。さらに、遺体が見つかった場所では、数日前に花音が目撃されていたことが判明する。

後日。冴木と森は、悟(松本怜生)から話を聞いていた。悟は「健流(杢代和人)が、家族をバラバラにした」と言い、灰川邸での出来事について語り出す。健流の過去が明らかになる中、灰川邸事件の生き残りの“ある人物”に危機が迫っていた。

第9話では――


灰川十三(小日向文世)の故郷である蔵土村で、花音(吉川愛)を見つけた冴木(成田凌)。自分と一緒に“逃げること”を提案するが、そこへ顔に傷のある男が現れる。ナイフで襲われながらも、なんとか男を押さえつけた冴木だったが…。

「逃げろ、花音!」思わぬ男の言葉に驚く冴木。そんな冴木を花音は悲しげに見つめた後、背を向けて走り出す。そこへ、五味(黒木メイサ)が到着。男は殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたが…犯行動機や自分の身元について、一向に語ろうとしない。

一方で、灰川邸のそばで発見された白骨化した遺体は、健流(杢代和人)であることが判明する。そんな中で、霊園で花音と会ったことを黙っていたことを知られてしまった冴木。五味から、「これ以上深入りさせることができない」と言われてしまい…。

灰川邸事件の決着は自分がつける、と決意した五味は、健流の母・陽子(長谷川京子)の元へ。毎年誕生日当日には、健流から“黄色いカーネーション”が玄関の前に置かれていたと、陽子は話すが…。

――という物語が描かれる。