塩野瑛久、伊藤万理華主演映画「チャチャ」でヒモ役「願ったりかなったりな、僕にとってはうれしいことがたくさん詰まった映画」
伊藤万理華が主演を務め、中川大志、塩野瑛久らが出演する映画「チャチャ」が、10月11日(金)に公開される。公開に先駆け、塩野よりコメントが到着。さらに、場面写真が公開された。
野良猫系女子の予測不能な恋を描く映画「チャチャ」
本作は、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノットヒロインムービーズの第4弾公開作品。
デザイン事務所で働くイラストレーターのチャチャ(伊藤)。自由奔放な振る舞いで周囲から反感を買うこともあるが、人目は気にせず、好きなように生きるをモットーに過ごす日々。ある時、屋上で偶然出会った中川演じる樂(らく)にチャチャは興味を持つ。お互いに好きなものは正反対だけど、「2人いたら丁度いい」と次第に惹かれていく。
塩野は、ミステリアスな樂(中川)が抱える秘密に大きく関わる謎の男・護を演じ、護の恋人・ピオニーをステファニー・アリアンが演じる。
監督は、「美しい彼」シリーズで多くのファンの心をつかみ、注目を集めるクリエイター・酒井麻衣が務める。
“カメレオン俳優”塩野瑛久、“ヒモ”を演じる「話し方も意識しながら演じました」
現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」(NHK系)にて一条天皇を演じる塩野は、菜々緒主演の10月期新ドラマ「無能の鷹」(テレビ朝日系)や、WOWOW「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」(2024年)など、話題作に出演。
役柄の幅広さから“カメレオン俳優”とも呼ばれる塩野が本作で演じた護は、彼女に養われるヒモの役。塩野は「ご一緒したかった酒井麻衣監督の作品、そしてヒモの男という役…願ったりかなったりな、僕にとってはうれしいことがたくさん詰まった映画となりました」と喜びの声を寄せる。
役作りについて、塩野は「人間的な愛され力を持った人柄を大事にしました。護からピオニー(ステファニー・アリアン)が離れない理由に説得力が出るよう、話し方も意識しながら演じました」と振り返る。チャチャに負けない自由人で、人懐っこさで周囲を魅了する護というキャラクターを塩野が表現する。
さらに今回公開された場面写真では、無造作な髪型で愛され力満載の “ヒモ”っぷりの魅力が伝わる姿や、何か事件に巻き込まれているのか、薄暗い部屋で縛られ横たわる姿が映し出されている。