今回生まれた新エンディング曲「未来」について似鳥利行プロデューサーは「日曜の朝に番組を見た視聴者が『元気にその日1日を頑張れる』曲にしてほしい」とリクエスト。
その「未来」の制作時間は「1番はここ(都内スタジオ)から、家帰って、ちょっとして、くらいの時間」だったが、「スタッフが『もう少し明るい曲にしろ』って言いやがったから(笑)、反省して作り直しましたけど」とちょっとした苦労もありつつ、周りの声を反映した納得の作品に仕上がったようだ。
記者から「未来のこだわりポイントは?」と問われると「曲について聞かれるのってうれしいね」とニヤニヤ。
続けて「近頃、ニュースでみんなが『明日を考えて』とか『未来の地球の子供たちに環境を考えよう』とイライラしているところに、『でも、今を考えないと未来はないぞ』という歌を作ろうと思って…。そうしたらいい曲になりましたね(笑)」と照れ隠ししながら、聞きどころを教えてくれた。
エピソードの随所にスタッフの話が飛び出し、29年で築いた信頼感を感じずにはいられなかったこの日の会見。
所にスタッフの存在について聞くと「ずっと一緒にやっていますから、いないと違和感はありますよね。緊張して収録をやりたくないんです。“なあなあ”で、ダラダラしてやりたいから。でも、奴らは私の懐が深いのをいい事に、近付き過ぎです!」と愛情たっぷりのツッコミで、この日一番の笑いを誘った。
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