野口聡一、ハラミちゃん、村山輝星が、9月16日に都内で行われた「こどもスマイルムーブメント スペシャルトークセッション」に登場。同イベントは、子供や子育てする人の笑顔を増やすためにさまざまな取り組みを行うプロジェクト「こどもスマイルムーブメント」の一環で、第1部ではハラミちゃんと子供たちによる演奏や野口と子供たちによるトーク、第2部ではアンバサダーの3人によるトークセッションが行われた。
登場した3人はアンバサダーの活動の中で特に印象に残ったことを告白。
ハラミちゃんは「演奏の練習会で、楽器が初めてのお子様もたくさんいらっしゃったんですけれど、全く弱音を吐かずに真摯に楽譜と向き合って自分のパートをひたすら練習している姿に胸を打たれて…。大人になると『できない』って思いこんでしまったり、言い訳してしまったりするんですけれど、それを一切しないお子様の姿を見て、『この姿勢は見習わなきゃいけないな』とすごく勉強させていただきました」とにっこり。
一方、野口は「このムーブメントは2年目に入るんですけど、だんだん認知度が上がってきて、そういう意味でこれが継続的に続けばいいなと思いますね。ワークショップやイベントなどで生き生きとした子供たちに会うこともそうなのですが、親御さんと参加されたり、3世代で見に来てくださることも多いので、“世代を超えて子供たちをスマイルにする”という目的がすごく果たされているなと感じます」と述懐した。
ほか、村山は「小さい頃からの夢も育てつつ、『他に自分はどんなことができるだろうか』ということも知ることができる、本当にいい取り組みだなと感じています。子供たちの視野が広がるし、ロールモデルという存在もできると思うので、本当にこの取り組みが広がるべきだなと思います」と明かした。
そんな中、ハラミちゃんと野口が子供たちに向けてメッセージを贈る場面も。
ハラミちゃんは「今、お子様たちは将来お花を咲かせるための種まきの時期だと思っていて、その種ってどうやってまかれるかというと、いろんな体験や経験をすることだと思うんです。その種をまけばまくほど将来大きな花が咲くのかなって。だから、今の時期は“いろんなことを経験しまくる”というのを意識して1日1日を過ごしていただきたいなと思います」と助言。
また、野口は「子供時代って、自分が『面白い』とか『やってみたい』と思うことに躊躇なく挑戦できる幸せな時期だと思うんです。大人になると自然にいろんなことを考え始めるので動けなくなっちゃうんですけど、子供のうちは興味があることに突進していける。それが子供の特権だと思いますし、我々大人も子供の興味がいく方向を見守って一緒に伸びていきたいと思っているので、自由に行きたい方向に突き進んでほしいなと思います」と語った。
◆取材・文=原田健