「コード・ブルー」山下智久『感動する…』と涙のクランクアップ
9月18日(月)に最終回を迎える「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(夜9:00-10:24、フジ系)で、主演の山下智久がクランクアップした様子が「めざましテレビ」(フジ系)で初公開された。
同じシーンでクランクアップした新垣結衣、一足先にクランクアップした比嘉愛未、浅利陽介に花束を渡され、抱き合いながら喜びを分かち合った山下。共に撮影を乗り切ったキャスト、スタッフに囲まれた山下はスタッフ、キャストへ感謝の言葉を述べた。山下は「初めて(の『コード・ブルー』)は23歳だったのですけど」と語り始めると言葉に詰まり、涙をためながらも笑顔で「感動するわ…」と素直な思いを漏らし、「(スタッフが現場を命がけで走りまわる姿を)感じられる大人になれました」と自らの成長を実感していた。
3rdシーズンの撮影がスタートした当初、「1st~2ndシーズンを見返すと、20代の時より今の方が涙腺を刺激される。3rdシーズンになって、よりそういった人間模様などを僕自身も感じて演じていければ。30代の方が人と人との関わりといったものの大切さを感じますね」と語っていた山下は、撮影を終え、その気持ちが確信に変わった様子。
さらに先にクランクアップしていた戸田恵梨香もその場に駆けつけ5人で肩を組んで記念写真を撮り合うなどスタッフ、キャスト共に走り抜けてきた約3カ月間半を振り返り、名残惜しそうに最後のひとときを共に過ごした。
「めざましテレビ」では山下、新垣、戸田、比嘉、浅利へのインタビューも放送され、5人は印象に残っているシーンなどについて語り合った。山下や戸田は「心臓移植シーン」が印象的だったと語り、医療関係者からの反響も大きかったと述べた。
新垣は番組スタートから9年、1st、2ndシーズンを踏まえているからこそ描ける“白石(新垣)、緋山(戸田)、冴島(比嘉)の女子3人”の関係性が印象的だったことを語った。さらに番組では5人に対し「一番ヘリの乗り方がうまい人は?」「実は一番先輩らしくない人は?」など視聴者が気になるポイントを質問。「実は、比嘉が一番先輩らしくない」というしっかり者の役とは真逆のキャラクターが暴かれたり、「冴島の流産の後、悲しみの中でトマトを食べるという藤川」の名シーンについて語り合っていたはずが、共にシーンを演じていた山下の話題に変わってしまい、互いにツッコミを入れ合ったりするなど、1st~3rdシーズンを共に乗り越えてきた5人だからこその楽しげな様子が放送された。
最終回は、地下鉄開通前の線路内で崩落事故が発生したとドクターヘリ要請が入る。
救命チームが総動員体制で現場に向かうと、事故現場の蒔田中央駅コンコースは大人数でごった返していた。地下の崩落現場で、治療をする藍沢(山下)は肩口に地下水が滴り落ちていることに気付き、次の瞬間、頭上から大量の土壌が崩れ落ちてくる。藍沢、白石をはじめ、救命チーム全員が大規模災害を前に、医療者として尽力する姿が描かれる。