日本最高峰の格闘技イベントRIZINにより9月29日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催される「RIZIN.48」のABEMA PPV ONLINE LIVEでの全試合生中継にともない、RIZIN CEOの榊原信行による独占インタビューが、ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeにて公開された。
7月に行われた「超RIZIN.3」について、榊原CEOは「RIZINを2015年に立ちあげて、過去のK-1とかPRIDEの時代に見られていた風景を、今の時代にもう一度、再現することがひとつのテーマとしてあったんですけど、さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンにたどり着くまで、それでも9年かかるという。ちょっと感慨深いものもあったし、当日のファンの方たちによる熱量も選手たちの試合も本当に素晴らしい作品となったと思っています」とふり返る。
平本蓮選手によるドーピング疑惑についても、「平本蓮も朝倉未来も、この試合に人生を懸けて、両選手がこの試合を代表的な試合と挙げるくらい、さまざまなものを積みあげてきた作品だったので、ケチがついてしまったというのがすごく残念です。平本に向けられた疑惑の目というのは完全には払しょくできていないと思うので、これから彼が格闘家として、未来に向けて積みあげていくことで変えられるものだと思う」と平本選手のこれからの未来に期待する。
RIZINとしても、「今回を機に、プロモーターとして勉強するというか、しっかり考察をして、そのなかで日本のプロ格闘技団体としてどうあるべきか模索をしていきます。世界に通用する、それでいてファンの方たちが中立で、公正公平な舞台だということを疑わずに、これからもRIZINを見続けてくれるような、信頼をしてもらえるような体制づくりをしていく」と語る。
その榊原CEOが、今、期待している選手として名前を挙げたのはRIZINフェザー級王者の鈴木千裕選手で、「期待しているというか、これから覚醒して、もっと求心力をつけてほしい。RIZINという舞台で彼が成しとげてきているもの、みんなに伝えたいことは伝わりつつあると思う。年齢的なことを考えても向こう5年、10年近くはトップ戦線を張れるし、世界に挑めるポテンシャルはあると思っています」と語る。
また、榊原CEOは、9月29日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催される「RIZIN.48」の対戦カードについて、“2大タイトルマッチ”と若い10代の選手とベテランによる“新旧対決”が見どころであると語り、「世代交代というか、世代闘争みたいなものもしっかり見られるカード。骨太なカード編成ができたかなと思います」と加えて、榊原CEOが「RIZIN.48」の見どころやRIZINの未来について語っている。
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